胚培養士のひとりごと

2011/09/18(日)22:16

胚培養士の資格。

お仕事(90)

今日は高校の文化祭に それはもう、とてもとてもとても久しぶりに、 高校時代の友人4人と出かけてきました。 担任がまだ高校の教師をやっていて、 懐かしい話を沢山してきたのですが(^o^)// 私は高校は普通科ですが高2から理系のクラスでした。 女子高で理数科に力を入れている学校は当時から珍しかったようですが、 それは今も続いているようで、 少子化でクラス数は減っているものの、理系のクラス数は減っていませんでした★ 理系女子なので 医師、歯科医師、獣医師などそうそうたる卒業生の顔ぶれで、 今日も医療関係者の集団で行きました! というわけで。 今日は胚培養士の資格を取るに至った経歴でも書いてみます♪ 私は生物が昔から大好きで、数学も高1までは好きだったので理系に進み、 大学は農学系の学部です。 バイオテクノロジー系のことを学ぶ大学でした。 研究室は動物の生殖を研究する研究室で、 卵や卵巣の研究をしていました。 忘れもしない、 大学三年生の時、私の研究室主催の学生実験で、 動物の体外受精をさせてもらえました。 それでその時のものすごく感銘を受け、 体外受精や卵を学べる研究室に志望したんです。 そして大学院の修士課程までその研究室で研究をつづけました。 その時に顕微授精の技術も身に着けました。 その後、教授の紹介で とある産婦人科に就職し、 それから大学病院からお声をかけていただき、 臨床の面でも研究の面でもとても色々と学ばさせていただきました。 大学病院に勤めているときに今の胚培養士の資格が出来ました。 正式名称は 「生殖補助医療胚培養士」です。 そして色々あって、現在の病院に勤めています。 私のように農学系の大学、大学院を出ている胚培養士は、全体の半分弱ぐらいを占めるでしょうか。 資格を取るにあたって、 生物学や生殖学を大学で学んでいないと、 胚培養士の資格を受けることもできません。 また、資格を受けるにあたって、一年以上の実務経験と、 ある数の症例数を担当していなければなりません。 農学や生物系の大学を出る以外では、 臨床検査技師や看護師、医師の資格を持った上で 同じように実務経験を積んだ上で、胚培養士の受験資格を得ることができます。 就職口は比較的口コミが多いのですが、 最近は公募もみられるようになりましたね。 私の高校出身で、同じ大学、同じ研究室出身の胚培養士も、実は沢山います。 よく、どうやって胚培養士になったのか、と言われるので、 ご参考になればと思い、書きました! それでは、今日もこちらの方を、ポチっとお願いします! にほんブログ村

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