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胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2012.04.10
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カテゴリ:豆知識
いやー。


学会シーズン到来だというのに、今一つ本腰入りませんー(汗)


今日までに二つぐらい課題をクリアしたのですが


肝心の自分の課題が全くクリアできていない(涙)




・・・。


ま。


いつものことなんですけれどね。


そうやって締切ギリギリに超焦って完成させるんです。


もう、子供の時から変わっていない気がするー(爆)





さて、本題です。


今日、仕事から帰る途中で携帯のニュースが目に留まりました。


「フリーズドライ精子、水で戻してラット出産」というニュースです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00430.htm


ちなみに、元の論文は例によって英語ですよん。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0035043


このお話の中で、マウスのフリーズドライ精子の話が出てきますよね。


私、それ観たことあるんですよーきらきら


えへへ喜び勇んで報告することじゃないかも・・・orz



それはですね。


ハワイ大の柳町隆造先生というとても偉い先生が日本の学会にいらっしゃった時に、


「今ね、フリーズドライした精子を持ち歩いてるんだよグッド」って


それはもう、少年のようにキラキラ輝いた瞳で私に教えてくれました。


ずいぶん前のことですが、本当にその時は何が何やら・・・?????


フリーズドライってあのフリーズドライ???味噌汁とかの?????


・・・という私の乏しい知能ではなかなか考えられなかったのですが、


「精子なんて、こんなことしたって受精する能力を持っているんだよ」って


その当時は教えてくださいました。



その後、その精子を使ってマウスの赤ちゃんを産ませることに成功し、


論文として世界的にも報告されていました・・・!!!



いやー、すごい現場を目撃してしまったものですびっくり




というわけで。


フリーズドライの精子を用いて子供を得ることは


結構前から動物実験でなされているわけですが、


今回は、そのフリーズドライの精子を長期間冷蔵保存しておけば


その後も受精能力を持った精子を得ることができる、ということですね。


もちろん、この場合は顕微授精での受精ですけれどね。(論文にもICSIとありました)





今、臨床で使われている精子の保存方法は液体窒素による凍結保存です。


凍結保護剤を用いて凍結保存するのですが、


液体窒素が必要というだけではなくて、


運動率が低下したり、思ったほど生存精子が居なかったりと


卵に比べて精子の凍結保存については課題がまだまだあります。


あ。


そうだ、これについても勉強しなければなりませんでした(汗)


自分でブログを書いていて思い出しましたー(爆)



やる気が出ないなんて言ってられないなぽっ


がんばりましょー、自分(笑)


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Last updated  2012.04.10 21:28:31
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