銀河惑星からのメッセージ

2005/05/05(木)01:08

「リンクを張る側」の論理と、「リンクを張られる側」の論理

Weblog(13)

インターネット、とりわけブログでは、Webの能書きを考え出した、Tim Berners-Leeの There is no reason to have to ask before making a link to another site ちう言葉が補強し,著作権的にもリンクは合法であるんや,との考え方が一般的やね。 そやけど、これってホンマかいな? 日弁連見解を持ち出して、一方的に、リンクする権利を主張される方は、これが、「リンクを張る側」の論理であって,「リンクを張られはる側」の論理の一切がシカトされとるのを知ってほしいのや。 「リンクを張る」ちう行為は,常にリンクを張る側のみで成立してまんねん。. 「リンクを張られはる側」は常に張られはった後にしか,リンクを張られはったことがわからへんし,またそのリンクを拒否でけしまへん。 わては、主宰するアット・ニフティの会員制サークルの会員の発言が、フォーラムで、「リンクを張る側」の論理だけで、リンクされた経験がおます。しかも、(法的には無意味であっても、)サークルのトップには「リンク不可」の用心書きをしとったんや。 とうぜんやけど、そやけどアンタ、わてには管理人として会員の安全を保障する義務がおます。東京地方裁判所でのミニオフを準備しとったのやけど、当の「リンクを張る」権利主張者が、ハンドリングのマスクをしたまんま姿を消してしもたのや。 ブログでは、コミュニケーションが友好な状態を保っとる限りは、リンクフリーやろけど、せめて、リンク先相手から、「リンクを止めて欲しい」旨の、ブログオーナー、掲示板管理人の意向があった場合には、リンクは外すのが常識なんやこれがホンマに。 実際問題として、(ブログの場合、)トラックバックやリンクによって広がっていくまんねんさかい、一々相手に報告したかて、された方が難儀な場合が多いやろね。 わてが心がけとるんは、ブログの特徴を活かしながらも、リンクした相手の方が、不快感、迷惑やらなんやらの意向を知ったら、リンク不可を宣言されておらへんサイトそやけど、オノレの方から、リンクを切るようにしてるんや。 ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、「リンクを張ったんや。Webの設計者も著作権もわての行為を肯定してんねんさかい,あんさんに反論の余地はあらへん」やらなんやらと決してええまへん。「リンクを張られはる側」の論理を積極的に認めていこう思っとりまんねん。 ・わいの見るトコロでは、ブログでは、基本はリンクフリー、トラックバックフリーやけど、そやけどアンタ、事後的であっても、相手のブログオーナーの意思は尊重しまっせ。リンク不可も、ブログオーナーの意思であって、一概にシカトしてよいとは思うていまへん。 ーーーーーーーーーー 「歌う脳髄」の記事をベースにさせていただきました。^^; http://s03.2log.net/home/singbrain/ (当記事は、楽天広場用原稿でしたが、メンテナンス中だったため、ココログに保存しました。)

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