71番目から、思い出の店(職業)シリーズでいきます。
MODEL★KAWAI 風物詩シリーズ 駄菓子屋 1:60 昭和30年代から50年代に掛けて、日本中どこにでもありました。 子供たちの社交場です。当時良く学校で「買い食いしてはいけない!」と言うお達しが出ていました。主にこの駄菓子屋での行動を指していました。 子供の一日の小遣が10円とか20円の時代、それを握り締めて良く通ったものです。 昔は♪10円あったら、チロルチョコ♪で、三つ繋がって中にヌガーが入っていたものが10円でしたので、友達と分け合って食べてました。 あと、「おまけつきのグリコキャラメル」は20円でしたけど、オロナミンCの瓶に入った「10円コーラ」や「10円カップアイス」ピーナッツ等の豆菓子も量り売りで10円分を売ってましたし、5厘玉と言って1円で2個買える飴玉とか、10円で2個入ってましたけど一個ほうばると大きくてなにも言えなくなる「サイコロキャラメル」や 「オレンジガム」は、4個入って5円しかも当たりくじ付きで箱を開けてから一喜一憂がありました。 「駄菓子屋」と言っても駄菓子だけを売っているわけではなく、夏には「虫かご」や「虫取り網」(すぐ壊れます)冬にはコマや羽子板 凧(絵がバリバリのパチモンでした。)、一年を通して「銀玉鉄砲」「紙玉鉄砲」(音だけ)「シャボン玉」などもありました。 「くじ」関係もわりと充実していて、ガム玉や甘納豆(一等の袋はやたらデカイけど、中身は、ハズレの3個分しか入ってない)ねぶりくじ(紙の束から一枚引いて、それをペロッとなめると「スカ」とか字が出てくるやつ)さがりくじ(糸に賞品がぶらさがっている、今でも「お祭り」の夜店には定番です。駄菓子屋のはその縮小版で、あまり豪華とはいえない賞品がぶらさがっていました。)など、どれもだいたい10円で1回か2回引けるものでした。 今は、スーパーでの買い物で「おつりとしてもらうだけ」に限りなく近い存在の1円玉や5円玉が「通貨として対価の対象」が存在していた時代だった。 古き良き時代とは申しません。今のように「携帯電話」とか「TVが一人一台」ではありませんでしたから、なにをするにも不便でした。 実在するのに「形骸化」している「1円玉」や「5円玉」(自販機でも使えません)に対して、「お金の価値というものを再認識しなければならないな」と思いましたもので・・・ あと、駄菓子関連で前に撮った猫の写真も付けます。 シュウ君と駄菓子「俺の駄菓子」 シュウ君と駄菓子「よっちゃん、好きかも」 シュウ君と駄菓子「やっぱり、うまいぼう!」 シュウ君と駄菓子「俺の食い物ぢゃない!どうでもいいや!」 警告でございます、猫には迂闊な物を与えないようにしましょう。牛乳の牛脂肪は猫は消化できませんし、スルメは吐きますし、ニンニクやタマネギは耳が溶けます。