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カテゴリ:ピアノ
昨日、久しぶりに本棚から出してきた古い楽譜。
メンデルスゾーンの「無言歌集」です。 なつかすいー。 これを買ったのは中学生のときだわ(遠い目) 今日は、久しぶりにOp19 No.1「甘い思い出」を弾いてみました。 優しいメロディです。ほんとにスウィート。 150年くらい昔、ヨーロッパの裕福な家庭で、 家族の団欒や午後のパーティで弾かれていたんだろうな とそんな情景が浮かんできそう。 この曲集全体にそんな雰囲気が漂っています。 この1番の「甘い思い出」、 当時習っていた先生の鉛筆による注意書きが色々書き込んだままになってて 「Cantabile 歌うように」だって。 まんま「のだめカンタービレ」だわ 実はこの楽譜を引っ張り出してきたのも 「のだめカンタービレ Lesson 106」で のだめちゃんがサロンコンサートで弾いてた曲目に この中の「甘い思い出」「胸さわぎ」「紡ぎ歌」があったからなんだけど。 「紡ぎ歌」も好きです。 それから「ベニスのゴンドラの歌」(特に29番)「浮雲」なんかも。 「春の歌」はピアノの発表会でも弾いたし それからうんと後になってバレエの発表会でも今度は踊りました。 どっちも冷や汗もんでした バレエの時は特に…。 何しろ大人になって、初めてトウシューズを履いて 確か2年目くらいに踊ったんですよ。 「ランヴェルセ」っていう当時私の中では「ありえない大技」だった ステップをトウシューズでやらなくちゃいけなくて アワアワでした…。 衣装で着た、ピンクのお花のついたオレンジ色の スリップドレスはお気に入りでしたが それにしても、改めて聴いて、弾いてみると、 メンデルスゾーンのピアノ曲はシンプルで、 とても透明で素敵なメロディー。 (メンデルスゾーンといえば最近では 安藤美姫ちゃんがフリーで踊った 「ヴァイオリン協奏曲」が有名ですが。 あれも名曲ですよね) 古い録音ですが、 ワルター・ギーゼキングのメンデルスゾーンは 「ピアノで歌って」くれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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