Dolce Vita

2009/12/21(月)21:22

「JIN-仁- 最終回」

ドラマ(159)

「JIN-仁- 最終回」JIN-仁-(最終回)◇仁(大沢たかお)のもとを訪れた佐分利(桐谷健太)が、乳がんについて調べたという資料を仁に渡す。佐分利から野風(中谷美紀)の再診を強く求められた仁は、吉原で再び野風を診察する。野風の身請け話の行方が、恋人の未来(中谷=2役)の存在にかかわると考える仁は、明らかに乳がんの兆候が見える野風に悪性かどうか分からないと言って、手術に難色を示す。佐分利は仁の診察に納得できずにいたが、野風は笑顔で受け入れる。一方、咲(綾瀬はるか)の縁談話は着々と進み、結納の日を迎える。 3か月楽しませていただいた「JIN-仁―」もとうとう最終回です。来週から日曜の楽しみが一個減ります(もう一個見てるドラマはあるけどね。笑)最終回を見てしみじみ思ったのは、このドラマは仁だけが主役じゃなかったんだなー(多分)ってこと。 仁先生、坂本龍馬、咲、野風それぞれにスポットが当たって、彼らのどれもが輝いていました。とくに龍馬は最後までビシッと決めてくれましたね最終回では野風の乳がんの手術をきっかけに、仁先生、野風自身、咲の人生がそれぞれ変っていきました。江戸の時代で、「今日」という人生を生きていく決意を深めた仁先生。 野風の手術をしたことで、未来の写真は消えてしまいました。でも彼は野風を助けることができてよかったと、本当に嬉しそうに言ってましたもんね。 花魁の世界を出て、普通の世界で(それも一人で)生きていくことになった野風。仁先生が大好きだけど、大人の女として、素敵な去り際でした(最後にキスを残して)。 野風はどうやら塾の先生を始めるようですね。そして、未来の世界の彼女の子孫と思われる未来(みき)も元気な姿で教師をしているようです。野風の生き方が、未来の運命も変えてしまったのかもしれないですね。 咲はお嫁に行くのをやめ、野風の手術が阻止されるのを命がけで守り、そしてやっぱり仁先生のもとで看護師修行を続けることになりました。きれいなまとまりでしたが、最後は引っ張りましたね。 仁先生が足台から足を踏み外して転落…あれ、未来に飛ばされちゃうの?と思ったら無事なようで…と思ったら今度はあの不気味な赤ん坊の目が。。。 これで終わりなんてずるーい!!! 続きは映画(といううわさなんですが、続編ドラマかスペシャルなのかしら?)で見なさいってことなんでしょうか。 でも、とにかく面白かったです。ここまで役者さんに全くハズレのないドラマって珍しいと思います。特に先に上げた主役級4人を演じる俳優さんたちはほんとにお見事でした。 そして特に特に内野さんの龍馬どん。 (ダーリンがぼそっと言いました。「こんなに龍馬にはまってる役者(内野さん)が一足先に出たら、来年の大河の龍馬はやりにくいだろーなー」→いやいや、もちろん福山さんにも頑張っていただきたいですが!!!) 最後、龍馬は仁先生が未来から来た人で、自分の運命がどうなるかを知っていることも分かっていているのですが、でも彼は仁先生に自分の未来を問いかけることもなく言います。 「十年先、百年先を知ったところで日は一日一日あけていくだけじゃ。一歩一歩進むしかないがじゃ。わしも先生も地を這う虫のように」 「じゃ、龍馬さん、また明日」 「おう、また明日じゃ」 そう言って別れる仁先生と龍馬がすがすがしくて素敵でした。  未来、あそこから出ていかないオレに、君は本当はずっと言いたかったんじゃないだろうか。 もう一度歩いてみろ、きっと思う以上に美しいはずなのだから。人生は。 最後まで楽しく見ることができました。 でもこうなっちゃうと続き、気になりますよねー。この終わり方でほんとにおしまいってことは多分ないですよね???? ↓思い起こせば3カ月チョイ前、赤坂の街角で見かけたこのド迫力のポスター。「へー、あの「仁」がドラマになるんだー。どんなふうになるのかなー」なんてお気軽な興味を持っていた私(大沢たかおさんファンなので即座に視聴決定ではありましたが)こんなにはまるとは思いませんでした。 JIN-仁- DVD-BOX/大沢たかお[DVD]【返品種別A】 だって面白かったですもんねそれから毎週トラックバックを送ってくださったブロガーの皆様もありがとうございました。 またの機会によろしくお願いします!!!

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