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10月24日は『国連デー』でした。
1ヶ月遅れの11月27日に、東京III ゾンタクラブ(ブログの home の「東京IIIゾンタクラブ」をご参照下さい)の主催で、黒河内久美大使の『国連の女性地位向上への貢献ー国連諸活動にかかわった経験を踏まえて』の講演が東京ウイメンズプラザ(渋谷)でありました。 黒河内大使に初めてお会いしたのは、1992年のフィンランドの「フィンランド国際日本版画展」が、「中部フィンランド美術館」で開かれた時です。 その時、私は美術館で木版画の公開制作をしました。 展覧会のオープニングレセプションの時と、その後の大使公邸の昼食会へご招待された時に、大使とお目にかかりました。 その後の大使との再開については、2007年3月8日の日記をご覧頂ければ幸いです。 http://plaza.rakuten.co.jp/emikohorimoto/diary/200703080000/ そのようなご縁で、国連の人権問題担当公使など歴任されていらした黒河内大使に、「国連デイ」の講演をお願いすることになりました。 お話は多岐にわたり、沢山の数字を使われて、まだまだ女性が機会平等の所まで行っていないことが明らかにされました。 未識字率や未就学率に関しては70パーセント、貧困層も60パーセント位を女性が締めているようです。 又アメリカなど先進国でも、まだまだ男性と女性は賃金などでも同等ではないようです。 大使の実感でも、男性の2倍働いてようやく同等に扱われるという感じだったそうです。 それは私達女性は常に感じている所ですが。。。 特に日本では、先進国の中でも一番女性の地位が低いそうです。 黒河内大使は女性で始めて外務省(キャリア-この言葉は好きではないそうですが )に合格したことでも知られていますが、その後の20年間は一人も女性が外務省に合格しなかったそうです。今では、外務省には65人の女性がいるそうです。 それでも国連の女性や子どもについての地位向上のための仕事は、確実に進展して成果を揚げているようでした。 最近は民間のNGO などの女性の活躍がとても大事になり、かつ目立ってきています。 地雷禁止の条約に持って行ったのも女性で、ノーベル平和賞をもらっています。 又、初めて大使として赴任されたフィンランドの国のすばらしさを沢山聞かせていただけました。 学力テスト世界一のフィンランドは、そこには様々な背景があることが良く分かりました。 国民の政府に対しての信頼度はきわめて高く、政治の清潔度が高いそうです。 それは、選挙で選ばれる政治家は、各地域の専門家で信頼される人が政治家として選ばれ、任期の二期ぐらいを勤めて又元の職業に戻るのだそうです。 癒着が出来にくい構造になっているようです。 又、学校の先生たちもとても尊敬されているそうです。 国民の仕事時間はきっちりと守られ、朝は8時ごろから働き(夏は7時)4時ごろには帰宅して、家族そろって遊び、夜は、夫婦もコンサートなどに出かけるようです。 日本大使館の運転手をしている人でも、湖の近くに別荘を建て、電気の通っていない所の別荘で家族でサバイバル生活を楽しむのだそうです。 フィンランドはあまり資源のない国で、かつ敗戦国という日本ととてもよく似た情況の中から、ここまで発展してきたので、日本はフィンランドに学ぶところが多いにあるのではないかということでした。 そして、大使は国際社会での日本の信用を、とても危惧されていらっしゃいました。 私達、民間人が世界で頑張る時が来たようです。 話は尽きず、沢山の新鮮な驚きと共にお話は終わりました。 その後の東京ウイメンズプラザの階下にあるレストラン「UN CAFE]で 食事をしながら、ゾンタクラブのメンバーやゲストの方々との懇談に花が咲きました。 先日の東京デザインセンターでの『科学と芸術』のワークショップに続き、大変刺激的な時間を過ごさせていただきました。 (東京ウイメンズプラザのビル) (階下の 「UN CAFE」方面を見る) (黒河内久美大使の講演の様子) (国連で出している女性の地位向上の記事の書かれている「ユニフェム」の雑誌) (黒河内大使を囲んで) (レストラン「UN CAFE」にて) (黒一点の中村龍介氏は、日本で再び私が大使と出会ったきっかけになった方です。) (一輪の花のように) いつもご覧頂きありがとうございます。「堀本惠美子の日記」はブログ人気ランキングに登録しています。 ★ ↓ 一日一回クリックしていただけるとうれしいです。皆様の応援で、多くの方々へ見ていただくことが出来ますのでよろしく御願いいたします。。。♪ ★ 1日に1回、「絵画」、「マクロビオティック」で、それぞれワンクリックしていただけると幸いです。 クリックしましたら、画面の左上にある"戻る"をクリックしてくださると、この画面に戻れます。ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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