堀本恵美子（ほりもとえみこ）の写真日記

前回の続きです。

詩画集『青は遠い色』（玲風書房）　に掲載されている谷川俊太郎さんの詩と堀本惠美子の絵は、豊多摩高校の図書館に並んでいますが、そのうちの1点をアップでご紹介します。



（C) EMIKO HORIMOTO


CURRENT W-378 80.5 X 100 cm 水彩


朝ゆえにあけ放つ窓に
朝ゆえにのぞむ山なみ
おはようと呼びかけて
それだけではばたいた
朝ゆえの無垢なこころ




（もう一点の詩）


生まれ変わったら鯨になりたい
　　海の中で歌って暮らすの
　　言葉は知らないの
　　でも歌はあるの
　　鯨の心は人間よりずっと大きいから
　　歌もいつまでも続くの


すでにあった詩と、すでに描いてある絵が出会って、一冊の詩画集になりました。
玲風書房の提案で谷川さんとの共著の詩画集が実現しました。

「青色」が大好きな谷川さんが、私の描く青の色を気に入ってくださって出来上がった詩画集です。

お近くの方、ぜひ豊多摩高校へどうぞ。

井の頭線の浜田山駅から北へほぼ一直線のところにあります。
東京で二番目に校庭が広い都立高校とか。。。
東京で一番目に蔵書が多い高校とか。。
豊多摩高校で講演を頼まれた折、当時の校長先生から伺いました。

「怠けの森」というところがありました。

久しぶりに又高校へ行くのが楽しみです。

東京都立・豊多摩高等学校 『記念祭』

9月12日(土)と13日(日）午前10時から午後4時まで

今回の『記念祭』では、『豊多摩ギャラリー』というタイトルで、同窓生の中の創作活動および芸術活動をしている人の紹介と、メッセージが展示されます。

大先輩の谷川俊太郎さんの詩も紹介されます。

堀本の資料や生徒へのメッセージも展示されます。
図書館には谷川俊太郎さんの詩と堀本惠美子の絵が2点ずつ永久展示されています。


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