Emily's Bar

最近は、

ＡＯ入試というものがあるんですね。

私の高3の生徒、

このＡＯ入試で無事、

美術系の大学に合格しました

試験科目は実技のみ。

高2からすでに、

ＡＯ入試をすると決めていた生徒だったので、

前講師から引き継ぐ時には、

はっきり言って気が楽でした。

この生徒、

彼女が高2の1学期に、

2回代講したことがあり、

たった2回代講しただけなのに、

修学旅行のおみやげを、

くれた子でした。

色が白くてきれいな子で、

絵がとってもうまくていい子です

彼女のお父様は、

うわさによると大学の教授か助教授で、

しかもこの辺では、

一流の大学なのですが、

娘さんへの進学に対して、

考え方がリベラルで、

芸術系の大学のオープンキャンパスには、

お父様もいっしょに、

いろんな大学に行って楽しまれたそう。

このお父様、

専攻はフランス文学らしい。

世界史にも詳しく、

よって彼女も、

世界史は常に、

学年トップクラスにいるのだそう。

世界史の話では、

父娘で夜中までいろんな話をするそうで、

映画にも、

彼女はお父様とよく見に出かけるらしい。

何でも彼女は、

お母様よりお父様と外出することが多く、

お父様の方が好きらしい

さてさて彼女は、

美術系を受験するのなら、

当然ですが、

絵の教室にももちろん通っています。

『絵の教室は近いの？』と私。

『○○駅の近くにある○○マンションの一室やねん』と彼女。

そのマンション、

私が1人暮らしをしていた時に居たところ。

『ひょっとしてスタジオ○○？』と私。

『え～何でわかったん？』と彼女。

私が以前住んでいたマンションの、

同じ階の一室で

自営業をされている人がいました。

最上階だったので、

マンションの屋上に上がる階段も利用されており、

当時私は、

週に3回は12時前後の帰宅だったのですが、

そこの方たちは、

その時間にも作業されていたものでした。

あれからかれこれ20年近く。

今は最上階のフロア全部を使われており、

絵画教室やショップなどをしているそうです。

『私がそこに住んでた時に、

髪の毛がさらさらで、

おかっぱにしてたお兄ちゃんがおってんけど、

まだ居てんのかな？』と私が聞くと、

『あ！それ大将やわ！

絵を教えてるのは、大将の奥さんやねん。』

当時、私より5つ位上かなぁと思っていたその男性。

大将なんやぁ。

私もおばさんのはずやわぁ・・