風の家だより

「戦いすんで　日が暮れて」

なんだろう、この言葉。
昔から知っててなんだか好きな言葉。
実家の町の夕日を思い出すような、そんな気持ちになる。

そして、大好きな冬季五輪が終わって
今まさしくそんな気持ち。
冬季の方が断然好き。
そんな人は多いんじゃないかな。

どうでもいいけど、ナイツが羽生結弦のことを
「ユヅ」ではなくて「ヅル」と言っていた。
面白い。

選手たちは、みんなが注目するその期間とか
ブームとか、まったく関係なしに、
誰にも見られない時も、寒く暗い朝も、
雨の降る日曜日も何年も何年もずっとそうして練習に
向かっていたんだと思うと、しかも彼らの若い年代を
思うと、こうして46にもなって何も残していない自分が
恥ずかしく思えてくる。

それなのに彼らは言う「みなさんのおかげです」と。
私は全然そうは思わない、そりゃコーチとかスポンサー
とか家族とか、本当に直接支えた人には感謝すれば
いいけど、一般ピーポーはきゃーきゃー言うだけで
何もしていないのだから、感謝しなくてよい。
私を含め、大半はあなたたちが感謝するに値しない人間
ばかりだ。

ザギトワとメドベージェワも、小さいころから親元を
離れ、あのスパルタコーチのもとで厳しい練習を重ねた
らしい。めっちゃ怖そうなあの女コーチ。
なんだっけ、あれあれ、ラプンツェルに出てくる
魔女（おかん）にそっくり！！！

さて、そんな世間のオリンピックフィーバーなど全く
無視して行われる高校の学年末試験。
ノンは先週から始まり、明日終わる。
ハルはあさってから始まり来週終わる。
まだまだあと1週間大変。
夜9時に寝て朝4時ごろ起きるハルと
昼に帰って夜まで寝て、朝まで勉強するノン。
双子の新生児期を思い出す。
二人の睡眠サイクルが違いすぎる。

ノンはドラッグストアで「モンスター」とか
「レッドブル」とかおどろおどろしい缶に入った
飲み物を買ってきてそれを飲んでいる。
そうすると徹夜できるらしい。

今日もお友達が3人来る。
そろそろ部屋の準備をしておかなくては。

どうでもいい話だけど
私が面白いことを言った直後
みんながそれに笑っているときに、かぶせてそれに
関連した面白くないことを言う人がいる。
しかもべらべらべらべら長い。

まだ1つ2つそれに派生した面白いことが言えるから
あたしゃそこまで言いたいのに、そのかぶせる人の
せいで言えなくなる。

それが連続してあるので結構イラっとする。

これからは面白いことはあの人がいないところで
言おう。

あー、なんて小さな世界の住人、アタイ。
ますます恥ずかしい。

午後からは頑張って生きよう。