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*まれーすたいる in じゅぷん*

出会い

* わたしとキッキ・出会い *


わたし達が知り合ったのは、1999年11月。

わたしがその年、生まれて初めての海外旅行をしてから英語を勉強しだしたことがきっかけだった。

英会話スクールに通うようになり、彼がたまたまスクール内の小さなパーティ(?)に招待されていたことでメール交換がはじまった。

…といってもほとんど顔を覚えていなかったので、ただ英語でのメル友状態f^^

他にも英語メル友はいたけれど、時間の経過とわたしの英語力のなさで長続きはしなかった。

彼は本当にまめに返事をくれる人で、私も文章をつくることが好きで、やりとりは頻繁だった。

けど、やっぱり問題は私の英語力のなさ。

高校以来の英語の勉強で頭も回らないうえ、ナース2年目で仕事も忙しかったので、気付けば日本語堪能なキッキとのやりとりは日本語になっていた。

顔も覚えていない人だったけれど、文字から伝わる彼の誠実さ・真面目さは彼を信頼するには十分だった。

今になってそのメールを見ると、彼の日本語もまだまだだったゆえに、丁寧な文章だったことに気がつくんだけど…。


メル友になって2ヶ月ちょっと、一緒に映画を見に行くことになった。

忘れっぽい私なので、あまり細かいことは覚えていないけれど、その時が1番最初に彼にあった時…と私はしている。
だって、初対面を覚えてないんだもん…


待合わせは有楽町の駅前。

“顔が分からないかも”とメールしていた私に、彼からの返答は“自分は外国人だから分かりやすいだろう”と大らかなものだった。

いやいや、有楽町にだって外国人はたくさんいるわけで…と不安もあったけど、無事ご対面。


  あれ?

  白人さんじゃなくて、アジア系の人だったっけ?

  それにしても、細長い鉛筆みたいな人だな~…


そんな印象だった。

米軍基地のある街で生まれ育った私は、白人さん・黒人さん・ついでに東南アジア系女性には違和感はない。

けれど、彼は東南アジアの一部マレーシアからの男性(当たり前じゃんね)。

なんだか、正直隣を歩く存在が気になってしかたなかった…


初めは気を使っていたけれど、浮かれてるのか不安なのか、緊張して気分はハイ。

しかも、メールが日本語のやりとりなので会話もオール日本語。

気分はハイで緊張はしていても、メールでお互い人柄が分かっているので気がつけば普通におしゃべりができていた。

もう英語の勉強としての関わりじゃあなく、普通のお友達になれていた。

その日、観る映画を決めていたわけでもなかったので、とりあえず観たい映画を決めようと映画館を渡り歩いてみた。

けれども、たまたま公開初日のものが多くて映画館は超満員。

けっきょく、彼はその辺りに来たのは初めてだったらしく、その日は有楽町・日比谷・銀座散歩になった。


彼は最初こそシャイで物静かな感じだったけれど、話していくとだんだんと印象は変わっていった。

始めは大人しめな言動と外国人らしい容姿のギャップが不思議だったけれど、興味のあることには目をキラキラさせて一生懸命しゃべる。

当時はカルピスと午後の紅茶のミルクティーが大好きで、おいしそうに飲んでいたっけ。

今もそうだけれど、映画の話になると子供みたいな無邪気な笑顔をみせる。

少しアーモンド色の肌に、クリックリの目にクルックルのまつげ、高い鼻。

身長は175cmとそれほど高くはないけど細身だから鉛筆のようなモデル風な容姿(嘘か本当かスカウトされたこともあるらしい)。


一生懸命少し話しずらそうな日本語で言葉を選びながら話す彼。
前の彼と別れて間もなかった私には、十分すぎるほど楽しい時間だった。

そして、あっという間に夕方になり、来週こそは映画を観ようと約束をして、初めてのデートは終わった。

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