*まれーすたいる in じゅぷん*

2005/08/24(水)20:06

浴槽死:介護中に87歳おぼれ、2人書類送検

仕事のこと(166)

今日は一昨日書いたのに消えてしまった日記のリベンジです。 このタイトル「浴槽死:介護中に87歳おぼれ、2人書類送検」での、2人は看護師・介護士だったそうです。 書類送検の理由は、看護師に対しては介護士に対する監督不行届き。 介護士の方は、そのお年寄りに浴槽内でずり落ちないようにするベルトをしなかったことだそうです。 この記事を読んでから、疑問がいくつかある。 たしかに看護師・介護士それぞれの立場から仕事の領域ってある。 でもって、2つの資格に上下をつけるなら、仕事するカバー範囲の広さから看護師の方が上になる。 だけどさ~、この場合での介護士が新人だったとか細かい裏があるならともかく、なんで看護師が介護士に対する監督不行届きで警察ザタになるの? それに介護士だって資格職で専門職でしょう。 仕事である以上、自覚と責任は絶対でしょう。 ベルトができる浴槽へ介助しての入浴をするんだから、ベルトをすることは事故防止のための必然的な予防策。 ベストの策を実施するかどうかの判断は、生活援助がメインになる介護士で十分だろう。 例えば昔バイトしてた老人ホームには100人近い入所者がいる中、ナースは3人だった。 日常生活援助は介護士がやっていたし、3人しかいないナースは100人の入所者一人ひとりの健康管理(医療ケア管理)で手一杯だ。 なのに、生活面で提供されるケアすべてまでも監督・監視しなきゃいけないの? ありえないし! そしてもう1つ。 「よく」ではないけれど、老人ホームからの入院がある。 その入院のうち、時々、「溺水」で入院する人がいる。 この事件と同じで、浴槽でおぼれて、水を多量に飲んでしまったことで灰にまで水がいってしまったとか… 覚えている中でも2,3回は確実だけど、1度も警察ザタになった様子はない。 この事故では、不幸にもその人は亡くなってしまったけれど、そうゆう事故はけっこうあるってことになる。 病院での医療事故は、死亡にまでいかなくても大々的に報道され、批判されるけど、老人の施設ではほとんど見ない。 それは対象が、先はそれほど長くない人たちであって、自分のお家では暮らせなくなってしまった理由のある人たちだから? なんだかすっきりしないなぁ。

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