2012/03/12(月)15:04
もろともに
皆さん、こんにちは~~~
昨日は、あの震災から一周年。
テレビでは一日中、関連の番組が放映されていましたね。
あの日の、色々な方の色々な体験談を聞けば聞くほど、
東北の方がたは本当に怖い思いをされたのだと、
改めて思い知らされます。
だけれどその反面、素敵な話もあちこちにちりばめられていました。
特に、午後9時から放送された、
NHK『生中継 被災地の夜』(ナビゲーター・渡辺謙さん)には、
私、泣けましたわ。
東北の数箇所に渡っての企画でした。
”あの夜の体験談を、あの時と同じ場所で”
ご本人に語ってもらうというものでした。
極限状態の中で他人同士が、励まし合い、助け合い、支え合う。
そしてその中で、『生きる意味』を見つけられた方々のお話。
私たちは普段こうやって生きているわけだけれど、
『生きる意味をしっかり見つけて生きる』というのは、
なかなか難しいことじゃないでしょうか。(私だけかぁ?)
それを見つけられた東北の方がたは、
ますます力強く生きていかれるんだろうなぁ。
いや、東北の方がたばかりじゃなく、
私たちも『生きる』ということを深く考える一年でしたね。
東北の方がたのたくさんの犠牲の上に、
私たちは学ばせてもらったような気さえします。
また、さまざまな方がたの証言によると、
『人のため』は、結局は『自分のため』。
そんな印象を持ちました。
人ってやはり、支え合って生きるものなのですね。
ところで、今年一月から吟詠(詩吟)を習い始めた私ですが、
”詩吟”の他に、”和歌”も習ったのでした。
私の所属する流派が『一月の詩』として選んだ詩は、
和歌 『明治天皇御製 もろともに』
す、すみません・・・ヘタッピ文字でごめんちゃいっ
※ 『御製(ぎょせい)』とは・・・
『天皇陛下が作られた時に使われる語』です
この詩の意味は・・・
難や辛苦に際しては
互いに助け合い
喜怒哀楽を共にし
睦まじく合う友人こそ
社会に立つ最も大きな力である
和歌をこよなく愛され、
実に沢山の和歌を作られた明治天皇とのこと。
昨年の震災を受け、わが流派では『一月の詩』に、
この詩を選んだのでしょう。
それにしても、将来のエネルギー問題はどうなるのでしょう。
経済界・産業界のお偉い方がたは、
方向転換を全く考えないのでしょうか。
(現時点で)技術が伴っていないバケモノ『原発』。
故郷を消してしまうほど、手に負えないモンスター『原発』。
そういうものを子々孫々に背負わせるつもりなのでしょうか。
リーダーたる者、ここ数年の目先のことじゃなく、
もっともっと先の”人類の未来”について思いをいたして欲しい。
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浮かぶ小舟 花いっぱい 幸せいっぱいの岸続く
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ちょっとした時のお金包みに・・・
会食の時に持参してナフキン代わりに・・・
一筆箋として・・・
季節を楽しみながら色々な場面で使おうかと