2012/08/12(日)19:37
さよなら、ジャック!
皆さん、こんばんは~~~
今日は愛猫ジャックとの別れの話です。
猫に興味のない方にはつまらない内容だと思いますので、
そういう場合は、どうぞスルーしてくださいませ。
今年5月にガンの肺への転移が判明していたジャックが、
今朝9時過ぎに旅立ちました。
昨年3月骨肉腫のために右肩から断脚手術し、
その後はとても元気に過ごしていた愛猫ジャックです。
今週に入り、息苦しさが増していた様子で、
金曜土曜はトイレにも行けなくなっていた。
尻癖が完璧で、粗相(お漏らし)など全くしない猫だったので、
これはいよいよか(死期が近いかな)と思っていた私です。
昨日(死ぬ前日)は発作みたいなのも起こし、
そんな苦しげな姿に忍びなく切なく思った私は、
『週明けにでも、安楽死させたほうがいいんじゃなかろうか。』
とさえ感じていたところでした。
あまり移動も出来なくなっていた彼だけれど、
夕べはなぜか、ダイニングの私の席(椅子)にあがった。
そして朝までず~っとその席で寝ていたのだった。
その間、その狭い椅子の上には時々ステファニーも添い寝
今朝死ぬ直前、彼はその椅子から降り、
後ずさりしながらその椅子の下に隠れた。
おしっこがしたいのだと思った私は、
彼を抱き、居間のペットシートの上にそっと置いた。
その直後、彼は旅立ったのでした。
11年前、一代目愛猫マイケルにくっついてきた小さな黒猫。
その時庭では、夫が芝生のタンポポ抜きをしていたのだが、
しゃがんで作業している夫のひざに何度ももぐりこむ可愛いやつ。
それが黒猫のジャックだった。
家に上げて遊ばせたあと、
私 『さあ、もうおうちへお帰り。家の人が心配するといけないからね。』
と言って外へ出すと、
ニャアニャア鳴きながら、ベランダの網戸にかけ上るのだった
その姿はまるで、ムササビのようでしたよ
私 『そんなにここにいたいのならば、うちの子になるかい』
そうやって彼はうちの子になった。
このジャックって子は・・・
出窓の上から人の頭や背中にそっと手をかけてみたり、
人の行動の先読みをし(人の)動線をさえぎることなんか日常茶飯事
ある時などは、
『ちょっとどいて!』と、いさめた私の頭を、
ポカッと軽く叩いたりしたこともあったわ
彼はなんとなく、人間に近いというか犬っぽいというか、
とにかく”察しがよく、言葉の通じる”~みたいな、
とても勘のよい猫だったように思うのだ。
んもう・・・可愛くって可愛くって・・・
私ったらねぇ・・・
息子(人間)とジャックの名を呼び間違ったことも結構あったんだぁ
今彼は、パパ(夫)の作った段ボール棺の中で眠っている。
それは、私が夫に頼み作ってもらった、
人間様用さながらの”窓付き”のお棺です。
パパが買ってきてくれたドライアイスをおなかの下に敷き、
私愛用の保冷剤を頭と足の下に置いている。
明日出棺の際には、今飾っている”枕花”で、
棺の中いっぱいにしてあげるんだぁ。
あ、そうそう・・・
大好物のカツオの刺身も勿論入れてね
ところで、一人(匹)残ったステファニーは、
さっきも死んだジャックの体を舐めてやったりしていたな。
ジャックの調子が悪いと、彼女は常に寄り添ってくれてたわ。
彼女もまた、ある意味”ジャックを看病してくれていた”って感じ。
鼻の持病のせいで、いつも鼻をたらしている女の子ステファニー。
今まで、「いかにも頭が悪そう」だなんて言ってきて、ごめんっ
今回私にはよくわかったよ・・・
優秀で心強い”付き添いさん”だったってことがさ。
さて、最後に・・・
ジャックへ
とりあえず一度お別れするけれど、
ママがおばあちゃんになりそちらへ行った時は、
また一緒に楽しく暮らしましょう。
それまでの間、
マイケル兄さん・サンペイ兄ちゃんと仲良くやっててくださいな。
また会う日までさようなら・・・ジャック