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6月の探検(史跡・遺跡めぐりのことだが、あえてこう呼ぶ)も大変だったが、今回は前回のがまだ楽だったと思えるすごさであった。まず史跡のひとつに行く道が草だらけで通れそうになかったため隊長(一応リーダー役をこう呼ぶことにする)がナタをとりに戻ろうとしたら先方隊が「マムシのニオイがします。」
ええマムシ!!!!なんでわかるの?ニオイ? 山歩きのベテランにはわかるのだそうだ。汗をかいて臭くなったシャツのニオイなのだそうだ。 午前中、比較的回りやすい遺跡等を回って午後からメインの遺跡をまわった。 元はそのあたりに人が住んでいたとは思えない程、山また山。道の痕跡はあるものの木の枝やら倒れた竹やらで頭をかがめ、足でまたぎながら進む。上半身をまっすぐ起こしては進めず木の枝をはらいつつやぶ蚊を追いつつの行軍。木にさえぎられ日の光があたらない道を進む。 昔は平家の落人にしても山の上に住み、山の上に住む人は、そらの人などど言われたそうだが「そらの人」って言葉が実感としてわかる。なるほど空だわ。めったなことでは登る気しないくらい急な坂をあえぎあえぎ登っているとほんとうに別世界に行くんじゃないかという気さえしてくる。苦しくて自分の身一つだけで登っているのに、それでもいっぱいいっぱいだ。先方隊が木の枝を払って進みやすくしてくれて、やっと進める道。鎧をまとい武器をたずさえ、攻撃のため登るなんてありえない。そりゃこんなとこに住めば攻められる心配はないよなあと思う。 大変な苦労ののち見た遺跡。隊長が「ここは日本のマチュピチュ。」と言うので「私もマチュピチュに行って見たいとは思ってるんですが、ここと違ってのぼりやすいのかなあ?」と問うと 「マチュピチュだって発見されるまではこんなもんだったんじゃないですか。」って。う~~~んそうか。 その後、古墳を見に行くのにまたあえぎあえぎ・・・・ それなのに夏草が多くて古墳が隠れていました。 はー貴重な考古学の資料がたくさんあるのに全く整備されていないんだよね。徳島県もっと頑張ってくれーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年09月03日 22時34分47秒
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