最近、同僚と日に何度も「はー私達って大学まで出たっていっても知識の底の浅いこと、なんも知らないよねぇ。」と嘆いている。
今日も遺跡の説明文で読めない箇所を抜書きしたものを元理科の先生に教えていただいた。理科だよ、理科！国語じゃないのよ！
なのに
「わしがよんでやるから書きとれ。」とすらすら読んでくださる。
古文、漢文の引用あり、昔の人名あり、神様の名前あり・・・
とにかく私達がてこずり「わからん。」を連発していた箇所をさらさらと解き明かしてくださる、元理科教師！
元国語の先生なら、そんなもんかと驚きもしないが専門外でもこなせる、その教養の深さ。
今、超一流と言われる大学の卒業生でしかも理系で、古文や漢文を見てすぐに読める人がたくさんいるのだろうか？疑問。
昔の大学出の教養人って、ほんとすごい。
毎日、自分たちの教養のなさに溜息ついてます。