らいふあっぷ

『I am sam』という映画、ご存知でしょうか？
来年の授業の教材に使いたいなぁと思っていて視聴しました。
大学の『学習・発達心理学』という授業の中で、
乳幼児の発達や養育環境の大切さを伝えました。
また、知能というテーマでも。
それに関連して、学生にぜひ観てそしていろんな感情を味わって
欲しいと前から選んでいた作品です。

知的障害を持つ父親が、娘の子育てに奮闘する映画。
映画を観ながら、涙するばかりです。
この作品、じつは過去に一度見たことがあります。
そのときは独身でした。
いま子育て最中の私の心には、とっても響くメッセージがたくさん。

親として、いや人間として一番大切な『愛情』をテーマにした作品。
2歳児の反抗期にあり、とてもわが娘には手を焼いています。
大きな声をだすことも、最近増えたかなぁ。
そんな自分の娘への態度を反省しました。

ぜひ、まだの方はご覧になってくださいね。

もうひとつ、この映画に興味を抱いている理由があります。
じつはいま、障害を抱える人についていろいろと学んでいます。
きっかけは、ある方からの『障害を持つ子とその親のための集いの場で、
レクリエーション指導をして欲しい』との相談でした。

障害者スポーツ指導員の資格を取得するために研修を受けた経験もありますが
正直、障害者への理解は薄いです。
障害児の水泳指導をしている学生からもいろいろと教えてもらっています。
昨日、たまたまつけたTVの福祉番組（会社で働く障害者の特集）を
見ながらも、障害者の持つ能力の高さ（彼らの仕事への意欲や責任感）に、
非常に驚かされました。

ときどき、自宅付近で養護学校のバスをみかけます。
そのときに、じつはいろんな思いを感じており・・・
来年は、持ちかけられた相談を形にする新たなチャレンジをしてみます！