2012/02/08(水)00:38
2011-2012 冬の北海道ツーリング 6日目
・6日目 12月31日
5:30ごろ、除雪車の音で起床。
外は0℃・・・暖かいです。全然しばれません。
夜の吹雪でフロント周りが真っ白です。
トイレの暖房に靴下を乗っけて乾かし、少し明るくなったところで出発・・・するも、シールドに雪が付いてて前が見えない(笑)
近くのセイコマで朝飯を済まして、R238を北上。
青看板が半分雪を被ってます。
雄武で給油のためスタンドへ寄ると、雪道を走るバイクがよほど珍しいらしく・・・
「すげぇな~~ぶははははははwww」とアホみたいに爆笑される(笑)
その後も幌内、乙忠部、枝幸・・・と数十kmごとに現れる小さな町を通り、ひたすら北上していきます。
セイコマがあれば2店舗おきくらいで寄り、暖かいミルクティーなどで冷えた身体を温めます。
路面は圧雪アイスバーン。轍の部分にもしっかり氷が張っています。
ただ、フラットなため「急」の付く操作をせずに車体を垂直に保てば40km/hくらいで走行可能。
オホーツク海沿いで心配だった横風もそれほど強くなく、思ったより快調でした。
北オホーツクトンネル。トンネル内は乾いた舗装で、ちょっとだけ雪道走行の疲れを癒せます!?
ちなみにこの近くにある神威岬はやはり雪で埋まってました・・・。
浜頓別の手前まで来ると路面の雪が完全に溶けてウェットに。
さっきまで曇っていた空も少しだけ晴れ間が出てきました。
浜頓別に11時ごろ到着し、早い昼飯を食べてからクッチャロ湖へ。
国道から逸れると路面は大概走りやすい圧雪。一面真っ白な景色を楽しめます。
白鳥がたくさん集まってます。
雪のクッチャロ湖を堪能し、R238に戻ってさらに北上。
道の駅さるふつ公園にて。
この奥に「さるふつ温泉」があり、昨日は風呂に入ってなかったので入浴していくことに。
大晦日だからなのか、入ると「村民はタダでいいよ」と言われ、村民以外も牛乳かなにかを買えばタダでいいとのこと。
これはラッキー!と思いつつ入浴し、上がって120円のアイスクリームを食べる。
種類別「アイスクリーム」だけあって牛乳の味がして美味いです。
路面は乾いた舗装路。宗谷岬まではあと30kmです。
そして15時過ぎ、ようやく宗谷岬に到着!
ちなみにこの地に立つのは日本縦断以来、4ヶ月ぶり。
次に来るのはいつになることやら・・・
公衆トイレの横では年越し変態テント村ができています(笑)
自分もさっそくテントを設営。
昨年は積雪が無い上に暴風という悪条件だったらしいですが、この日は風もなく雪上キャンプを楽しめます。
そして集まったバイク達。
リトルカブ
ハンターカブ
行きのフェリーで一緒になった方と無事に再会。
TS185、ヤマハのでっかい750、オフ車
カブ70、ジェベル250
プレスカブ
アドレスV100、V125
暗くなってからも続々とライダーが登場し、この他にもエイプ、KSR、XR400、W650などなど・・・
最終的には原付とオフ車中心に20台ほど集まっていました。あと、自転車も10台ほど。
原付(カブ系)が多いのはやはりスパイクタイヤが安い&入手しやすいというのがあるんでしょうね。
タイヤは基本的にスパイクでしたが、このバイクは唯一スパイクを履いていませんでした。
今年のキングに認定だそうですww
夜になり、腹も減ったし久々に自炊してカレー。
プレヒートにかなり時間がかかったものの何とか火が付き、温かい飯を食えました^^;
一方で、バス停の待合室付近では旅人たちが集まり賑やかになっていました。
中では地元の有志の方達でカニ鍋が振る舞われています。もちろん無料です^^
と言うわけで自分もカニ鍋頂きました!美味いです。
この他にもタコ、ホッケ、サッポロクラシック、カツゲンなど北の幸が満載で豪華な宴会でした。
こりゃ来年からは一人一品持参ですね(笑)
暖かい待合室の中でつまみを食べつつ旅人達と談笑し、気がつけば年越しまであとわずか。
最北端の碑の前でのカウントダウン&花火も無事終わり、いよいよ2012年に突入です。
宗谷岬神社で初詣に行き、さすがに眠くなったのでテントに戻ってすぐ就寝。
走行距離:174km