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Emy's おやすみ前に読む物語

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Aug 5, 2006
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カテゴリ:連載小説
商店街のアーケードの中の広い空き店舗に全然似合わない、

外国輸入雑貨と手作りホビーの店がオープンした。




ルミちゃんと一度、学校帰りに寄ってみた。



私は特に、キッチン用品が気に入った。

赤とピンクで数字が書かれた軽量カップとか、

ユニークな柄のペーパーナプキンとか。




「新婚だったら、揃えてみたいね。でも弟達に

 この道具でご飯作って、どうなるっての。」



―― って笑いながら言ってたルミちゃん、

文房具のほうに移動してすぐ、マーガレットの絵と、

チュ-リップの絵の小さいメモ帳を買った。




「ルミちゃん、2つも買って何書くの?」


「足りなくなってる物書いて、冷蔵庫に貼る。

 ・・・マヨネーズとか。」


「キャー!贅沢すぎるぅ。」


「これ、家計費から買ったから、この分

 弟達の3日間のおかずはモヤシ。」





なんて冗談に笑いながら、はしゃぎながら2人で帰宅する。






 ―つづく―


いつもご愛読ありがとうございます!!
皆さんにとって、つかの間の清涼剤になれば嬉しいです♪

↓ストーリーを最初からお読みになりたい方はこちらへ。。。
☆片想いの体温(第1章・高3編)☆
☆片想いの体温(第2章・高1編)☆
☆片想いの体温(第3章・現在編)☆


その他の作品や『片想いの体温』登場人物の紹介はこちらへどうぞ♪
☆あらすじページ☆


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Last updated  Aug 5, 2006 01:30:33 PM
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