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Emy's おやすみ前に読む物語

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Jun 19, 2009
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カテゴリ:連載小説・中編
ドアを閉めて、振り向かず早足で立ち去る。


三村のその気になられても大変だ。

やはり、ビビってるのは私。

孝夫を裏切らなくて良かった。

でも・・・

三村になら抱かれても・・と思う気持ちも本当だ。







――― 家に着き、携帯を開く。


三村佳月のTEL番号とメールアドレス。

帰宅コールしたほうがいいのか・・・。


――彼女でもないのに?


もう、寝てるかもしれないし。



・・・でも。

もしも――、もしも到着TELを待ってるとしたら・・・。




迷いながら電話を耳に当てる。


呼び出しコールに緊張する。




「・・・もしもし、名倉です。

 家に着きました。」



「・・・夜中、歩くの怖かったろ。」



優しい口調。


心がほぐれる。



「・・・少し、怖かったです。」



「じゃ、おやすみ。切るぞ。」


「――はい。」


電話が切れる。



心のかたまりが、じんわりと溶ける・・・。








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お待たせしました。
ひさしぶりにemyちゃんの小説更新できました♪

私はだんぜん三村さんのほうが男として好きだなあ。
なんて。まだまだ中身はわかりませんけどね。

今週店長から「おもしろいよ~」って、本をすすめられました。
杉本彩さんの、【いい男の愛し方】
読もうと思えば一晩でよめちゃうよ、とのことだったので
さっそくトライ。
読みながら睡魔に勝てず・・・。(お子ちゃまか!!)
翌日合間を縫って読み進め、3日目に読了。
確かにサラリと読めます。
でも、よく言葉を反芻すると奥がふか~い。
愛とエロスの伝道師なんて枕詞を付けられることもあるけど
素敵に頭の良い方なんだな~と思いました。
この方のようにはいかなくても、実践できるヒントもあるので
なかなかためになりました!

名倉真純さんにも、ぜひ、読んで欲しいな!!!


いい男の愛し方





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Last updated  Jun 19, 2009 12:48:52 PM
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