Enayaの杜

2007/11/21(水)11:31

「おとめ恋々」石田敦子

[本](56)

久しぶりにコミックスのお話です。プロフにも書いていますが、大ファンの石田敦子さんの作品です。8月に出版されてますから、もうだいぶ前のお話ですね…最近、単行本になったのを知って買いました^^; 石田敦子さんについては…前にも書いてますし、気になる方は Wikipedia さんあたりでも(ぉぃ。以前は、アニメに関わられていた方です。今も時々なさっている?ようでもありますが。 おとめ恋々 中身はというと…「おとめ+恋」というタイトル通りに、少女達の恋愛を題材にしています。とはいえ、普通に恋愛模様を描くというのではなくて、恋愛にまつわる出来事をアヤシゲな格好をしてディスカッションするという不思議なストーリーですw因みに、ヒロイン達はみな猫になぞらえられています。 全1巻として纏められたのを改めて拝見すると…やはり「1ゲートの法則」が一番強烈ですね。 端的に書くと「女性は本能で恋愛対象を判断する。いい人が恋人になることはない」という意味合いです。その判断された(1つのゲートをくぐった)人だけが恋人になれるという感じですかね。 やー、苦笑せざるおえませんでしたなwヒロイン達のやり取りの1つに、 「命を助けられたりしたら、恋人に思えるかもしれないじゃないですか!」 「凄くいい人に昇格するだけですね」 とかw石田さんの作品らしさがあふれてます。 この話を読んで思い出したのは、先週かな?ゲームもアニメもありますが「スクールデイズ」のネットラジオでのトークです。 パーソナリティのお二人(お二人とも女性です)が、 「好きな女の子に、手紙のやり取りを申し込んだらOKされたので、後日思い切って告白をしたら振られてしまった。友達にも戻れなそうだしどうしよう」 というメールについて、 「彼女は手紙は断る理由がないからOKした。でも、付き合う対象として見てなかったから断ったのでは」 というような事を話されてました。やー、私的にはこれこそ「1ゲートの法則」じゃないかと思うんですがどうでしょう?断る理由がない(あるいは、断るのは得策ではない)と判断しても、1ゲートを通れない子だったために付き合うのはダメって感じかとは。 これ、逆だったら…女の子が手紙のやり取りを申し込んできて、それをOKしてから告白してきたら…大抵の男性は付き合うんじゃないかな?と思います。というか、私の学生時代にそんな事があればつきあってるかも?(まぁ、手紙のやり取りを申し込まれた事なんて無いんですがw もっとも、どんな内容の手紙をやり取りしたかにもよりますけど^^; あ、もちろん男性にもゲートはあると思いますよ。ただ「オンリーワン」という感じではないんじゃないかなと思うのです。いい人が恋人になる事があるのではと。 まぁ、そんな感じのお話が描かれているコミックです。石田敦子さんのファンの方には絶対お勧めなのは当然ですが、男女の恋愛感の違い?みたいなお話がお好きな方にもお勧めします。

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