2005/10/07(金)01:25
表出と表現
学生のことを全く気にせずにドンドン授業を進める先生がいます。
今日はここまで進まなければという強迫観念があるのでしょうか?
何のための授業なのと思わざるを得ません。
なぜなら、学生のためではなく自分のためだけに授業しているようなものだからです。
そう、これが表出!
他にも例を挙げましょう。
患者さんの中に自分の意思とは反対にまさに自分の力ではなく生かされている人がいると思います。
それは医者がただ手術をしたかっただけだから。
患者さんの気持ちを踏みにじっています。
これはただの医師のマスターベーションにすぎません。
患者第一ならばこんなことはしないでしょう。
ただスッキリしたいのが表出なのです。
ただし、自分がスッキリした分他の誰かがその心のゴミを引き受けることになります。
(しかも、増大した心のゴミを)
だから、グチは最悪です。
一方表現とは、
相手のためを思って言ったこと・空いている空間を埋めるような発言などなど。
ノイズがありません。
その場の空気を作っていく発言のことです。
暖かくなるイメージです。
丸い球が全体を包み込む感じです。
別に言葉尻にこだわる必要もありません。
幸せが溢れるような空間にすることができる魔法の言葉です。
共に口から出てくる言葉にすぎません。
しかし、ふたを開ければビックリ仰天なのです。
そこには刃物でもあり、薬でもある性質が備わっているのです。
折角口にするなら、みんなを幸せにする言葉を使いましょう。
幸せは探すものではなく、出すものだ!