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アトリエえんどうまめ 今季洋の星(天王星)日記

2020年02月11日
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テーマ:占星術(752)
魚座05度 のサビアンシンボルは「教会のバザー」。




このサビアンシンボルは、一般的には「その物に付けられた言葉やイメージが付加価値を生み出して行くこと」を表しているといわれています。


私はサビアンシンボルを、その言葉と度数の意味とドデカテモリーから再検証してみているわけなのですが、多くのサビアンシンボルとその解釈は、この3つが「ふぅむ!」とパズルがピタッとはまるみたいに噛み合うものがほとんどです。

でも残念ながら、この魚座05度 のサビアンシンボル「教会のバザー」とその一般的な解釈は、どうしても腑に落ちないものの一つなのです。

その理由の一つとして、教会のバザーといったとき、欧米のキリスト教文化が根付いている場所と、アジアにある日本とではおおもとの歴史が違うから、何となく受け取るニュアンスが違うということがあげられるのだと思います。でもその双方の違いについては私はほとんど詳しくないので、「きっと教会のバザーってこんな感じなのでは?」と想像を働かせて考えてみました。


そこでは、誰にでもそれぞれの親などがが属している教会があって、生まれると必ず洗礼を受けるから、きっと人はみんながその教会を通して神さまの子どもたちみたいな関係が作られて行くのでしょうね。

そしてその教会でバザーをやるというときには、自分の家の中にある「何か」を出すわけです。この「何か」というのは「品物」です。

現代は物が豊富な時代だから、はいはい。と出しやすいでしょうけれど、かつてのような物が少ない時代だとすると、そうは言っても「うちは何も出せません」というのはきっと無いのだろうから、そうなるとみんなが「せめてもの物」を出したり、「手作り」したと考えられます。

ここでそのようにせめてもの物を持ち寄ったり手作りしたりするときに、人々の心には「良いことをしている」という満足感が大きくふくらむと思うのです。このことは、このサビアンシンボルを理解するときに押さえておきたい大切なポイントの一つです。


さてさて、そうしていよいよ教会のバザーの当日です。

現代は豊かな国が増えたから、教会のバザーに出されたものは、「はいはい」と言ってちょっとしたお小遣い程度のお金を支払って、簡単な気持ちで買ったりもしやすいのだろうと思います。だけど少し前までの時代だとすると、自由に使えるお金が現代より少なかっただろうから、教会のバザーで何かを買うときもとてもお金を大切に使ったかもしれません。

そこは神さまが直接見守っているような場での「流通」や「物とお金」の交換なわけですから、「よこしまさ」からは程遠い状況なわけです。そして、なによりもバザーに出された品物を買うことは、良いことなわけです。このようなシンプルな基本に戻った「教会のバザー」を想像すると、そのバザーの品を買うときの人々の心を満たしたものも、やはり「善意」だったのではないかな、と思うのです。

バザーに物を出す人も、そしてまたバザーで物を買う人も、良いことをしたときに得られる良い気分に満たされるのが、「教会のバザー」の本来の姿のように思えます。


05度という度数は、ときに見方によっては「押しつけ感」が感じられることもあるといわれています。時代がすすんで、先ほど書いたような素朴な人たちが少なくなった時代では、この教会のバザーに一方的な無言の「押しつけ」を感じ、そうなると「やらされ感」がふくらむから、内心では「面倒くさいな~」と感じる人も増えたかも知れません。ちょっと寂しいお話で、嫌ですけれど……。


そこでお口直しに、ここでもう一度素朴なおおもとの時代に戻って、この教会のバザーに出品された「品物」の立場になってみましょう。

そうするとそれは誰かが手作りした品物であるとしたら、手作りというのは素材を人が加工することを意味しますから、ある意味それまでの存在(例えば反物としての布であるとか、森で切られた木であるとか)から、新たな物(例えば刺繍が施されたポーチとか、削って作られたお椀とか)に生まれ変わっているわけです。

そうではなくて、家の中にあるものだったけれど「あまり使うことがなくなったから」という理由でバザーに出されたものであるとしたら、次にそれを買って手に取った人は、その品物に「これは使える」と有用の価値を見いだした人だから、「お前は役に立つものだよ~」とその「物」自体が新しく生まれ変わって価値を付与されるわけです。

この度数のドデカテモリーは牡羊座なのですが、このあたりのバザーに出された「品物」が持っているリニューアルな要素に、再生の意味合いとしての牡羊座を見ても良いのでしょう。魚座の中の牡羊座ということで、「再生」の意味合いを捉えてみたわけです。


長々と書いてきましたが、ようやくこのあたりに、このサビアンシンボルの言葉と度数の意味とドデカテモリーがピタッと組み合わさるポイントを見つけることができました。

私がこのサビアンシンボルが持っている意味を一言で表すとしたら「善意の放出」かな。「眠っていた品物の再生」でも良いかも知れないと思います。


ちなみにルディアのサビアンシンボルも、このジョーンズのサビアンシンボルと同じものです。




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Last updated  2020年02月12日 14時15分24秒
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いまき よう

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