星も 月もない くらい夜に
わたしは あなたを見い出した
あなたは 傷ついた 孤独なたましいだった
そして 今生の旅で
ながく ふかい そのかなしみをいやすことを決めていたのだ
あなたが同意したので
ひとつの家族と ひとつの人生をわたしはえらんだ
その家族は さらなる孤独なものの集まりであり
その人生は つねに 「 おもい 」 に翳らされる 重いものだった
ところが
あなたは そのなかに 生まれて 生きて
いつしか
ひかり 太陽 かがやき ほほえみ やすらぎ であった
闇のなかにおかれてはじめて
あなたの本質が かがやいたのだ
ごらん
そのかがやきを そのひかりを
わたしとおなじように
すべての人が 見い出す時が来るよ
それがわたしのよろこびであり
そしてなにより あなたのたましいが のぞんだことだから ……
いまは静かに しずかに
雨のしずくのように
人生をいとおしく だきしめておいで ……
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