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カテゴリ:蘭、洋蘭
カトレア界交配種の歴史的な名花、Blc. ノーマンズ・ベイ 'ヘラクレス'(Blc. Norman's Bay 'Hercules' FCC/RHS)が今年もめでたく開花した。1946年に登録された古い品種である。2年前の2010年12月27日に続いて当ブログでは5回目の登場となる。実際には昨年も開花しているのだが、今一つ出来栄えが良くなかったので紹介しなかったが、今回は今までに紹介した中では最も良く咲いてくれている。
画像ではうまく伝わりにくいが、実物は本当に貫禄がある。この花をいつまでも眺めていたいのだが、残念ながらこの季節は手持ちのランを貸温室に預けているために、束の間の花見となった。香りが良い個体なので、いつか展示会に出して香りの審査で賞を取ってみたいものだ。 ただ、せっかくうまく咲いてくれたのだが、この個体は今にもバルブが鉢からはみ出しそうになっている。というわけで、来年は株分けをしなければならない。株分けをすると必ず「作落ち」してしまうため、来年の花がうまく咲いてくれない可能性が高い。カトレアは、数年に一度は株分けをしなければならないため、毎年同じように花を咲かせるのが難しい。だからこそ咲いたときのありがたみが大きいわけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.15 22:38:42
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