今日はホームタマネギを収穫。前回は、
昨年8月19日の日記で種球、いわゆるセット球の植え付け時の様子を紹介。ホムタマの栽培に挑戦するのは2回目である。しかし、ホームタマネギは、セット球を植えて冬に新タマネギが採れることが売りになっているはずだったのだが、やはり今回も冬の収穫は失敗し、通常の栽培と同じ時期の収穫となってしまった。
これは昨年12月14日の姿であるが、ご覧の通り、ひょろっとした姿で、玉の部分がまったく太る気配がない。5年前に栽培したときは、数個ぐらいはかろうじてタマネギと呼べるレベルのものが収穫できたが、今回はやや早く植え付けたにもかかわらず、冬に収穫できる見込みが全くのゼロ。やはりマルチをするべきだったか?
で、結局は通常栽培とまったく同じ時期の収穫ということになったが、残念ながら半分以上に「とう」が立ってしまった。前回栽培したときはすべてとうが立ってしまったので、今回はそれに比べればマシではあるが、栽培期間の長さを考えると、かなり損した気がする。
さらには、分球してしまったものも何株かあり、その分球した両方にとうが立っている。やはり一般地でホームタマネギを作るのはかなり難しいようだ。8月に植え付けても冬に収穫できず、春になってこんなにもとう立ちしてしまうのでは非常に効率が悪い作物と言わざるを得ない。通常通り11月に苗を植えた方がはるかにマシである。
以前も書いたが、あたかも家庭菜園で手軽に冬に新タマネギが採れるかのように業者が宣伝することに疑問を感じる。こういうものは、その栽培に適した地域でのみ売るべきではなかろうか。しかし、今年は場所に余裕があれば、マルチ栽培をしてみようかと思ったりする。ああ、我ながらあきらめの悪い私・・・(笑)。