ちょっと今日はなかなかお目にかかれないランを紹介したい。その名はBrassavola acaulis (ブラサボラ・アコーリス)。1996年の秋に小さな実生苗を入手してずっと育てているのだが、開花したのはたったの1回だけ。2000年の初夏のことある。

ブラサボラの中では最もポピュラーなB. nodosa (B. ノドサ)に似た花だが、アコーリスはノドサとは違って葉が下垂するのが特徴。日本ではおそらく希少種と思われ、現在のところ国内のサイトでは花の画像がヒットしない。購入した時からずっとヘゴ板に着生させて栽培しており、当初のヘゴ板が風化してきたので、4、5年前に裏に新しいヘゴ板を張り合わせて栽培を続けている。

これが現在のアコーリスの姿。毎年新しいバルブが1本できるのだが、同時にバックバルブも1本ずつ枯れていくので(笑)、この21年間、株の大きさがあまり変わっていない。性質は弱いわけではなさそうだが、着生栽培だとどうしても水不足になりがちなので、株が大きくならないのはその辺に原因があると思う。この際、思い切ってヘゴ板から剥がして鉢栽培しようかと思ったりするが、根の本数が非常に少ないために、無理に剥がして枯死させてしまう可能性もあり、なかなか移植に踏み切れない。幸いにも、新たに付け足したヘゴ板の方にも根が回っているので、2000年に撮った1枚目の画像に比べて多少は株が大きくなっている。ここ2,3年ほどは葉も若干太くなりつつあるので、そろそろ開花を期待したいところだが。。。