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カテゴリ:樹木・花木・果樹
6月2日の日記で、矮化台木のリンゴの「こうとく」と「ぐんま名月」が結実中の様子を紹介した。あれから果実は順調とは言わないまでも着実に成長が進み、ここ最近、「こうとく」の果実が自然落下するようになった。リンゴの産地ではこの品種は10月下旬から11月にかけて収穫されるようで、それよりは1か月も早いのだが、自然落下した果実2個と木に成っている果実1個の計3個を収穫した。
 果実の重さはそれぞれ160グラム程度で決して大きくはないのだが、いちおうリンゴらしい形にはなっている。色については、もともとこの品種は、「ふじ」などのお馴染みの品種ほどには着色しない上に、リンゴは暖かい地域で栽培すると着色が悪くなるらしい。そんなわけで、今回収穫した「こうとく」は中途半端な色合いになっている。とりあえず、収穫後は冷蔵庫へ直行。
 包丁で切ったところ。この品種は、果実の中に「蜜」が入るのが特徴なのだが、木が若いからなのか気候が合わないからなのか、全く蜜が入っていない。それでも、果肉からはほのかにリンゴの香りが漂ってくる。果たして、本来の時期よりも1か月も早く収穫したリンゴはどんな味なのか? はやる気持ちを抑えて賞味してみた。すると・・・
うま~い(^^)!
 その糖度と言い酸味と言い、まぎれもなくリンゴの味。「未熟感」が全くなく、市販品と全く変わらない美味しさだ。しかも採れたてなので、市販の「貯蔵リンゴ」とは違って果肉が瑞々しく、それでいて固く引き締まっていて、歯ごたえが非常に良い。味と食感は間違いなく合格だ。
 ところで、たった1個しか結実しなかった「ぐんま名月」だが、猛暑や台風にもめげずに今でも何とか枝にしがみついている。しかし、その枝の葉もほとんど落葉してしまい、果実の重みで今にも枝が折れそうな状態。小説『最後の一葉』ではないが、毎日ハラハラしながら観察している(笑)。
 ともかく、果実の色と大きさを問わなければ、関東平野部でも美味しいリンゴの収穫が可能なことが分かった。だた、現在育てているリンゴは矮化台木なのだが、どこが「矮化」なんだと突っ込みたくなるほどに(笑)生育が極めて旺盛で、植えてから3年で早くも3メートルを超えそうになった。そして、どうも浅根性なのか、しっかりとした支柱がないと安定感が悪い。さらに、1段目の台木の台芽が出やすいので、こまめに台芽欠きが必要。なので、もしも矮化台木のリンゴ栽培に挑戦したい方は、その辺を考慮されたし。





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最終更新日  2018.09.22 22:12:19
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