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2005.06.12
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カテゴリ:旅人道
世の中、思いもかけない「ありがたい偶然」もあるものです。

たまたま首都圏某所の日帰り温泉に立ち寄り、
脱衣所で着替えていると、なぜか館内放送が耳に入りました。

どうやら「19時から隣接の森でホタル探索がある」とのこと。


  写真:こどものためのホタル図鑑より


「まさか、ここにホタルが???」

もちろん、ホタルに出会える好機は滅多にないので、
入浴もそこそこに、その集合場所へと向かいました。

そこは、市民のために自然のまま残された森なのです。

もちろん、有名な都内のホテルのように、
どこからか採ってきたホタルを放つわけではありません。

坂を上りつめてようやく集合場所にたどり着くと、
もう20名ほどの老若男女が集まっています。

レンジャーのおねえさんが、手作りの紙芝居で
源氏ボタルの一生をわかりやすく教えてくれたのですが....

 わずかな時間の中で、おぼろげな光を頼りに
 生涯の伴侶を見つけ、500~1000個の卵に
 命を託して、短い一生を終える。

 その1000個の卵で、
 無事に成虫になれるのは3匹ぐらい。

そんなはかない話を聞いてから、
いざ平家ボタルのいる川沿いへと向かいます。


「あ、光っている」

まだ、ほの明るいこともあって、見つけたのは数匹。

高い木にじっと止まって、時に明るく光るもの。
そして、低い茂みに静かに光るもの。

レンジャーのおにいさんの誘導で、
今度は源氏ボタルの谷へと移動します。

真っ暗な道をずんずん下っていくうちに、
青白い光がゆったりと飛び交う幻想的な沢へと
たどりつきました。

頭上をゆったりと明滅しながら飛び交うさまは
静かにして優雅で、まるで夢を見ているようでした。

ホタルの乱舞というのもぜひ見てみたいのですが、
いざ見比べてみますと....

今夜の控えめでもの静かなホタルの方が
印象深いのかもしれません。


こどものためのホタル図鑑



そういえば、小学生の頃、誰からかもらったホタルを
一晩寝ないで眺めていたことを思い出しました。

帰ってから、ホタルのことが知りたくなって、
いろいろと検索してみたのですが、

東京ゲンジボタル研究所長の古河 義仁さんの
素晴らしいホームページの数々がお薦めです。

古河さんは、日本ホタルの会IT委員
内閣府認証NPOホタルの会理事も務められていて、
その情報発信力には頭が下がります。

私のような初心者には「こどものためのホタル図鑑」が
とてもわかりやすくて役立つのです。

どこで、そのホタルを見たのか、
本当はお伝えしたいのですが.....

地元の人中心に既にたくさんの方がいらっしゃっていたので、
今回は、差し控えましょう。

調べれば、そこ以外にも、ホタルを見られる環境は
首都圏にも残されていることがわかるのです。

真っ暗な中、自分の足で歩いて、野生のホタルを
静かに鑑賞するのは、この上もなく贅沢な遊びです。

心ある人は、ぜひホタルに迷惑をかけないように
おじゃまいたしましょう。


 ▼こどものためのホタル図鑑
  http://members.jcom.home.ne.jp/yasuko-fu/kids/


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp/
http://t-galaxy.com/news/
http://jentle.co.jp/
http://t-galaxy.com/





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Last updated  2005.06.13 00:02:54


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