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久米信行「縁尋奇妙日記」

2005.10.29
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カテゴリ:濫読道
地域情報研究所の田中 恒明さんからのご案内で、
東京アートタウン・サミットの特別企画に参加しました。

それは、旧江戸川乱歩邸の特別公開です。

乱歩邸の玄関と中庭

もちろん、多くの同世代の方々と同様に、
乱歩作品は、わが小学校時代の愛読書。

図書館の棚の中で怪しく輝く、
怖いけれど読みたい特別な本でした。

最近、大好きな小林信彦さんの手によるエッセイを
読んでからというもの、江戸川乱歩邸が
気になって気になって仕方なかったのです。

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 ▼回想の江戸川乱歩 光文社文庫 小林 信彦 (著) 540円
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 乱歩というと、人はどのようなイメージを持つのだろうか? 
 ぼくの思い出は、時がたってしまったこともあって、
 ほぼ楽しいものばかりである。(「あとがき」より)
 晩年の乱歩に、二人して接したイラストレーターの弟との対談。
 さらに、エッセイ、小説により、いまだ〈幻想と怪奇〉の側面
 で語られがちな乱歩の実像を浮き彫りにする。
 面白く、資料としても貴重な作品集!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 楽天ブックスで購入


このエッセイの中に、実弟の小林泰彦さんが記憶を元に書いた
江戸川乱歩邸のイラストがあるのです。

中でも、お二人がヒッチコックマガジンの打ち合わせなどで
乱歩先生と面と向かった応接間が印象的でした。

無粋な高層ビルやマンションに、
そしておよそ乱歩作品など読まなそうな大学生に
囲まれながら、昔の姿をとどめる乱歩邸。

曲がりくねった小道で玄関に至り、
曲がりくねった小道で応接間に至る。

乱歩邸の曲がりくねった道

今日拝見した江戸川乱歩の応接間は、
まさに小林氏のイラストのイメージ通りでした。

不思議な仮面や人形が並ぶ古い洋室。

乱歩作品と合い通じる独特の陰影や妖気を
帯びているようにも見えました。

そこで、故人のフィルムが
繰り返し上映されているのが不思議です。

今や隣接する立教大学の所有となったそうですが、
この古い家を壊すことを拒む亡霊のようにも見えました。

きっと夜中も、誰も知らないうちに
見る人の無い映画が上映され続けているのでしょう。

何か供養をしなければと感じたのか、
出口で売っていた文庫本を思わず買ってしまいました。

さて、いつどこで読むべきか。

江戸川乱歩全集(第2巻)
江戸川乱歩全集(第2巻)パノラマ島奇談



 ▼旧江戸川乱歩邸
  http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/ranpo/


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp/
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Last updated  2005.10.29 23:57:57


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