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久米信行「縁尋奇妙日記」

全17件 (17件中 1-10件目)

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濫読道

2008.08.23
XML
カテゴリ:濫読道
おかげさまで、2008年8月22日に、
新著「すぐやる!技術」(日本実業出版社)が発売になりました。

よろしければ、ご一読いただき、
コメントやレビューをいただければ幸いです。



■考え過ぎて動けない若者たち

この本は、明治大学商学部の教え子たちに、
半ば「教えられて」書いたものです。

  

私が、20年ぶりに大学に足を踏み入れて出会ったのは、
「考え過ぎて動けない」
「気が引けて想いを伝えられない」若者たち
でした。

キラリと光る素質を持っているのに、
本当は伝えたいことを抱えているのに、
うまく行動に踏み出せないのです。

 「目と目を合わせられない」
 「元気なあいさつができない」
 「人前でプレゼンができない」
 「ネットで自分を発信できない」
 「電話がかけられない」
 「対話のきっかけがつかめない」
 「自分の意見をぶつけられない」

そんな言葉にならない悩みが、毎週の講義で
学生たちのプレゼンを聞くたびに感じられました。

よく考えれば、それは、少年期に「ものぐさ」
親から言われ続けた「かつての私の姿」でもありました。

そこで、ささやかな経験を交えながら、
思いつくままに短い助言を重ねていったのです。


■1年で見違えた学生が社会に巣立つ喜び

このちょっとしたアドバイスを通じて、
心構えを少しだけシフトしてくれる学生が現われました。

簡単なチャレンジを試みた成果も=成功であれ失敗であれ=、
みんなで分かち合いました。

すると、思いがけず「目に見える変化」が現われました。
たった1年で「顔つきや話し方まで見違えた人」が続出したのです。

心ある経営者会報ブロガーの社長様方とネット上で毎週問答を繰り返したり、
懇親会で実際に交流して、元気な経営者と対話を実践できたことも、
大きな学びと自信につながったようです。

何よりうれしかったのは、
その変化を受講生本人が一番喜んでくれたことです。

そして、社会人になっても新しい情報発信やコミュニケーションの方法を
実践し続けてくれていることこそ、私の大きな喜びでした。


■学生と1年間受講してくれた佐藤さんの提案

とはいえ、このアドリブに近い助言集が、
まさか本になるとは夢にも思いませんでした。

本のあとがきにも正直に書きましたが、
この講義は、自己啓発本やマニュアル本を読むなら
「現場に行って元気な人に会おう」と提言していたからです。

ところが、私以上に「学生たちの変化」に気づいて注目していたのが、
一年間講義を聴講してくれた日本実業出版社の佐藤 聖一さんでした。

そして、驚くべき助言をしてくれたのです。

講義の中でアドリブで伝えていた助言をまとめて、
若者たちに自分の「一歩進む力」に気づいてもらう

そんな本を作ろうと提案してくださいました。

そんな大それた本を書ける資格は私などにはないと、
その時は思いました。(今でもそう思っています。)

しかし、もともと「引っ込み思案」だったという
佐藤さんご自身が熱意と確信を持って
私にその必要性を説いてくれました。

まさに「すぐやる」=「自分の想いを相手に伝えて動かす」
良いお手本を示してくれたのです。

佐藤さんの真摯な想いに応えなくては、
私が伝えてきたことも嘘になってしまいます。

そこで、果たして自分にできるかどうか悩みつつ
私自身も「見る前に跳ぶ」ことになりました。


■過去の自分と教え子たちを思い浮かべながら


とは言ってみたものの、その場その場で思いつきで話していた
学生たちの助言をすべて思い出すことなど不可能です。
 
そこで,佐藤さんが学生たちの悩みを箇条書きにした「目次案」を
作ってくれました。

その「悩み」にひとつ一つ答える形で、
時間を見つけては回答をしたため、
ブログにアップしていきました。

かつての「ものぐさな自分」や、
「1年で見違えた教え子たち」を思い浮かべながら....。

もともと思いつきで話した内容を
ひらめいた時にブログに書いていくのですから、
話が重複したり前後したりすることもしばしばでした。

ゴールもわからず走っているような
気分になったこともありました。

おそらく、相当な編集をしなければ、
一冊の本として読むに値するものには
ならないでしょう。

それでも、この本を一番愛読してくれるであろう
最初の読者にして発案者・編集者である
佐藤さんを信頼してブログに書き続けました。


■手直しをして並べ替えてイラストを加えて

ブログに書いてしばらくすると、佐藤さんから返信が届く。
そんなネット上のキャッチボールが、半年ほど続きました。

書きながら、読みながら、当初の目次案を見直しました。
テーマ毎の分量や表現方法も少しずつ改めました。

そんな紆余曲折の原稿作成を繰り返して、
ようやく夏休みごろ第一稿が届きました。

それでも改めて読み直すとわかりにくい点もありました。
そこで、イラストや図表を付け加えようということになりました。

目次の順番も何度も並べ替えて、
ようやく全体が見通せるようになりました。

文体も多くの人たちに読みやすいように書き直したつもりです。

こうして、佐藤さんはじめ編集チームの力で完成した本は、
ブログよりも読みやすくわかりやすいもの」になったのです。

もはや、私が書いた本という感じさえしなかったのです。


■1時間で読める→1日3分の実践×3ヶ月が効果的


この本は、おそらく1時間ほどで読破
できるはずです。

31の問答=レッスンの1つ1つは、
2~3分もあれば読めますでしょう。

しかし、慌てて読んだだけで「できたような気分」になっても、
実際には効果が期待できないはずです。

ですから、まずは
「この悩みをなんとかしたい」「これならできそう」
というレッスンを1つ選んで試してください。

そして「意識しなくとも自然にできる」ようになってから、
はじめて次に進んで
いただければ効果的だと思います。

この本の主題でもある「見る前に跳ぶ」ということは、
準備もなしに不用意に始めることではありません。

心構えをリセットして、新しい行動に挑むことで、
「自然に体が覚え動くようになること」
「頭でブレーキをかけないこと」

を目指しているのです。


■みなさまの「すぐやる!技術」と「成功体験」を

私が、この出版プロジェクトを通じて、
ひそかに期待していることが2つあります。

1つは、すぐやることで人生を切り開いてきた先輩諸氏や、
私よりも身も心も若いチャレンジャーの方々が実践している
それぞれの「すぐやる!技術」を、
このブログに寄せていただきご紹介することです。

そうすれば、私の経験不足を補う知恵が集まって、
次代を担う若い人たちの道しるべになるでしょう。

もう1つは、この本やブログがきっかけとなって、
自分が変わった「成功体験」を寄せていただくことです。

そうすれば、その体験談に勇気づけられて、
見る前に跳ぶ人たちが少しずつ増えていくことでしょう。

おそらくこの本は、私の力不足、見識不足で、
、前著「メール道」「ブログ道」以上に賛否両論となって、
多くのお叱りをいただくことになるでしょう。

それでも、一石を投じようと思ったのは、
この本がきっかけになって、

若い人たちを勇気づける情報が
ネットに集まり交わされること


を期待してのことなのです。

ですから、みなさまのご意見やご体験を
このブログにぜひともお寄せいただければ幸いです。

ご投稿を心からお待ちいたしております。
ご高導の程、どうぞよろしくお願いいたします。


 ▼「すぐやる!技術」応援ブログ
  http://blog.canpan.info/suguyaru/

 ▼考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術
  http://www.amazon.co.jp/dp/4534044259/


久米 信行






Last updated  2008.08.24 07:22:33


2007.07.27
カテゴリ:濫読道


日経ITproWatcherの連載コラムに
このたび名著「情報化社会」を復刊した
林 雄二郎先生の講演録と楽屋裏の話を書きました。


情報化社会

復刊本と合わせてコラムご一読いただければ、
林先生の先見性とお人柄に感化されて
生き方がちょっと変わるかもしれません。


▼日経ITProWatcherより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1969年に情報化社会を予見,林雄二郎先生の講演録
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 先日,日本財団CANPAN道場にて,日本未来学会の会長で,
 フィランソロピー(社会貢献)の第一人者でもある
 林雄二郎先生の講演を聴く好機がありました。

 林先生は,1969年に出版したベストセラーの題名で,
 はじめて「情報化社会」という言葉を生み出し使った先達です。

 このたび復刊された名著「情報化社会」を遅ればせながら拝読して,
 私は愕然(がくぜん)としました。

 40年近く前に書かれた本に,ようやく実現した「新しい現実」や,
 まだ実現していない「未来」が鮮やかに描かれていたからです。

 だからこそ,林先生が「今,お考えのこと」を直接お聴きできる
 講演会を心待ちにしていたのです。

 さらに,今回の講演会のコーディネーターで林先生に私淑する
 デジタルメディア研究所,オンブック代表の橘川幸夫さんから,
 特別なお誘いを受けました。

 講演会の前後に,林先生と直接お話をできる好機をいただいたのです。

 果たして,講演会と楽屋裏での林先生のお話は,
 単に情報化社会のお話にとどまりませんでした。

 文明と文化の違いに始まり,
 未来予測の手法から一個人として楽しく長生きをする極意まで,
 91年間にわたる長い人生で培った叡智の一端を教えていただいたのです。

 そこで今回は,私が大いに触発された,
 夏休みの必読書「情報化社会」と,
 講演会や楽屋裏対談のエッセンスをご紹介いたしましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1)名著「情報化社会」はITに振り回される現代人の必読書
 2)情報化社会は一億総スパイ化?一億総機械人間化?
 3)文明の時代から文化の時代へ,アイデンティティを持てるか
 4)文明が発達して得ることは多いが,失うものも多い
 5)情報的機能と実用的機能,無駄の効用を考える法
 6)林先生に見る情報化社会を楽しく生きるコツ 8カ条
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 続きは
 >>>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070724/278113/



久米 信行
久米繊維三代目/Art.T-galaxy.com主宰
オールアバウトTシャツガイド/明治大学商学部講師






Last updated  2007.07.27 16:59:15
2006.06.28
カテゴリ:濫読道
 NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」運営委員長で
 http://www.mtfuji.or.jp/

 NPO法人「日本政策フロンティア」理事長の
 http://www.jpf.gr.jp/

 小田 全宏さんから、素敵な新著を送っていただきました!


  富士山が世界遺産になる日

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■富士山が世界遺産になる日    小田 全宏 (著)
 ─────────────────────────────
  PHP研究所   ISBN: 4569647332   ¥1,575 (税込)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「富士山を世界遺産に」と言うと、「富士山はゴミだらけだから
  世界遺産にはならないのでしょう?」という反応が返ってくる
  ことが多い。

  しかし、富士山からゴミがまったくなくなったからといって、
  世界遺産になることはない。

  本書は、90年代初頭の運動とは異なり、「自然遺産」ではなく
  「文化遺産」としての登録をめざし、富士山の文化的な価値と
  魅力を余すところなく伝える。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎楽天ブックスで富士山が世界遺産になる日を購入



─────────────────────────────────
◎要点1 主役は富士山。富士山の植生.信仰.登山法から万葉集.北斎まで
─────────────────────────────────

 この本は、何とも不思議な本です。
 言わば、富士山を取り巻く情報のミックスジュース!

 この本は、おそらく、
 「富士山の文化的魅力をわかりやすく、しかも余すことなく伝える」
 NPO富士山会議のミッションを果たすための
 初心者向けガイドなのでしょう。

 ─────────────────────────────
  第1章「富士山の伝説を知っていますか?」
      では風土記、背比べ伝説、富士山信仰などを、

  第2章「富士山の自然を研究する」では噴火、植生、水などを、

  第3章「富士山と文学」では『万葉集』から『源氏物語』
      そして夏目漱石などをとりあげ、

  第4章「富士山と芸術」では絵画、音楽、能などに描かれた
      富士山を見る。

  第5章は「富士に登ろう、富士を見よう」、

  第6章は「今、日本の富士を世界の宝に」と題し、
       現在の運動の概要を伝える。

 ─────────────────────────────



─────────────────────────────────
◎要点2 富士山を通じて、古今の人から、日本のこころを学べる本
─────────────────────────────────

 しかし、これは富士山ガイドではないと感じました。

 富士山を通じて、古今の人たちの心や想いが、
 伝説・文学・絵画・信仰などに投影されているのです。

 その中には、よく知られている名作もあれば、
 初めて聴いた話もありました。

 いずれも、教科書で習ったときは、
 さして関心を持ちませんでしたが、

 今、富士を見ると理由もなく涙が出たり
 手を合わせたくなる年になって、

 はじめて、こうした古典にも興味が湧くのは不思議です。


─────────────────────────────────
◎要点3 小田全宏さんの縁:松下政経塾→地球環境→公開討論会→富士山
─────────────────────────────────

 この本の著者 小田全宏さんは私が兄のように慕う人生の先輩で、
 私が最初にお世話になったイマジニアの新人研修の先生です。

 小田さんは、イマジニア神蔵社長の松下政経塾の後輩だったのです。

 その後、人間教育から、地球環境問題に取り組み、
 地球環境ルネッサンス会議を成功されたり、

 今では、選挙の必需品になりつつある公開討論会を
 日本全国に広めた方でもあります。

 そして、首相公選やマニュフェストを広めるなど
 政策立案のNPO「日本政策フォーラム」の
 理事長を勤められています、

 その小田さんから、ある日電話をいただいて、
 縁あって、富士山会議のお手伝いをされることになったと
 お聴きして驚きました。

 正直言えば、さほど富士山に関心はなかったそうです。

 だからこそ、この本が面白く書かれたのと思うのです。

 このNPOに関わるうちに、さまざまな富士研究の第一人者との交流
 http://www.mtfuji.or.jp/npo/organization.html
 などを通じて、小田さん自身が新たな発見を重ねたことが伝わるからです。

 いわば、小田さんと一緒に、富士山を発見し、
 日本文化を発見している気分になるのです。


─────────────────────────────────
◎要点4 富士山を世界遺産にする国民会議 学生部のブログに注目
─────────────────────────────────

 このNPO自体は、あまりにも役員が偉い方ばかりで、
 私ごときがお手伝いする余地も必要もないと思っていたのですが、

 小田さんに学生部のみなさんをご紹介されて、
 俄然、やる気が湧いてきました。

 一回、幹部のみなさんの前で、
 ブログ活用法についてお話をしたことがあったのです。

 その時、代表の三浦さんはじめ、学生部のみなさんは、
 誰しも目がキラキラしていました。

 富士山に集う「新しい祭り」を企画しようと
 真剣に考えている人も何人かいらっしゃいました。

 そして、先日、NPO砂浜美術館の村上健太郎さんを招いた
 Tシャツアート研究会にも出席してくださったのです。

 ぜひ、富士山会議学生部 三浦さんのブログにも注目してください
 http://blog.canpan.info/fuji-miura/


─────────────────────────────────
◎要点5 7/1 フジヤマミュージアムで富士山会議のイベント実施
─────────────────────────────────

 来る7月1日 14~16:30

 富士山の麓、数々の富士山芸術コレクションで知られる
 「フジヤマミュージアム」において、
 http://www.fujiyama-museum.com/
 
 「7/1 富士山を世界遺産に」

 というイベントが開催されます。

 ここでは、富士山を愛する各団体の活動報告、映画などが展示される他
 
 富士急行所属でトリノ五輪選手団主将の     岡崎朋美さん
 河口湖に森の劇場を開いて自然暮らしを実践する 清水國明さん
 バスバリトン歌手の池田 直樹さん 
 ソプラノ歌手の豊田 喜代美さん

 などをゲストに、セレモニー、交流会が催さるそうです。

 富士山にご関心のあるみなさんは、
 こぞってご参加くださいませ。
 http://www.mtfuji.or.jp/images/7.1event.pdf

 それでは、今現在の富士山を見ながらキーボードを止めます。
 http://www.fujiyama-museum.com/fujiyama/


 久米 信行



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■富士山が世界遺産になる日    小田 全宏 (著)
─────────────────────────────
 PHP研究所   ISBN: 4569647332   ¥1,575 (税込)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「富士山を世界遺産に」と言うと、「富士山はゴミだらけだから
 世界遺産にはならないのでしょう?」という反応が返ってくる
 ことが多い。

 しかし、富士山からゴミがまったくなくなったからといって、
 世界遺産になることはない。

 本書は、90年代初頭の運動とは異なり、「自然遺産」ではなく
 「文化遺産」としての登録をめざし、富士山の文化的な価値と
 魅力を余すところなく伝える。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎楽天ブックスで富士山が世界遺産になる日を購入


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp http://t-galaxy.com

■──────────────────────────□
 経営者会報ブログTOP http://gate.keikai.topblog.jp/
 経営者会報編集部ブログ http://editors.keikai.topblog.jp/
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Last updated  2006.06.28 14:58:01
2005.10.29
カテゴリ:濫読道
地域情報研究所の田中 恒明さんからのご案内で、
東京アートタウン・サミットの特別企画に参加しました。

それは、旧江戸川乱歩邸の特別公開です。

乱歩邸の玄関と中庭

もちろん、多くの同世代の方々と同様に、
乱歩作品は、わが小学校時代の愛読書。

図書館の棚の中で怪しく輝く、
怖いけれど読みたい特別な本でした。

最近、大好きな小林信彦さんの手によるエッセイを
読んでからというもの、江戸川乱歩邸が
気になって気になって仕方なかったのです。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼回想の江戸川乱歩 光文社文庫 小林 信彦 (著) 540円
 ─────────────────────────────
 乱歩というと、人はどのようなイメージを持つのだろうか? 
 ぼくの思い出は、時がたってしまったこともあって、
 ほぼ楽しいものばかりである。(「あとがき」より)
 晩年の乱歩に、二人して接したイラストレーターの弟との対談。
 さらに、エッセイ、小説により、いまだ〈幻想と怪奇〉の側面
 で語られがちな乱歩の実像を浮き彫りにする。
 面白く、資料としても貴重な作品集!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 楽天ブックスで購入


このエッセイの中に、実弟の小林泰彦さんが記憶を元に書いた
江戸川乱歩邸のイラストがあるのです。

中でも、お二人がヒッチコックマガジンの打ち合わせなどで
乱歩先生と面と向かった応接間が印象的でした。

無粋な高層ビルやマンションに、
そしておよそ乱歩作品など読まなそうな大学生に
囲まれながら、昔の姿をとどめる乱歩邸。

曲がりくねった小道で玄関に至り、
曲がりくねった小道で応接間に至る。

乱歩邸の曲がりくねった道

今日拝見した江戸川乱歩の応接間は、
まさに小林氏のイラストのイメージ通りでした。

不思議な仮面や人形が並ぶ古い洋室。

乱歩作品と合い通じる独特の陰影や妖気を
帯びているようにも見えました。

そこで、故人のフィルムが
繰り返し上映されているのが不思議です。

今や隣接する立教大学の所有となったそうですが、
この古い家を壊すことを拒む亡霊のようにも見えました。

きっと夜中も、誰も知らないうちに
見る人の無い映画が上映され続けているのでしょう。

何か供養をしなければと感じたのか、
出口で売っていた文庫本を思わず買ってしまいました。

さて、いつどこで読むべきか。

江戸川乱歩全集(第2巻)
江戸川乱歩全集(第2巻)パノラマ島奇談



 ▼旧江戸川乱歩邸
  http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/ranpo/


久米 信行縁尋奇妙
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http://jentle.co.jp/
http://t-galaxy.com/






Last updated  2005.10.29 23:57:57
2005.09.08
カテゴリ:濫読道
日本実業出版社が発行する中小企業経営者向けの月刊誌
経営者会報の9月号の[人物クロ-ズアップ]でご紹介いただきました。


経営者会報9月号


書店には並ばない、会員向けの年間購読誌ですので、
ご覧になったことがない方も多いかもしれません。

しかし、実は6万1千部も定期購読されているという
知られざる経営者の愛読書なのです。

公共の図書館などでご高覧いただければ
中小企業のオーナー経営者はもちろんのこと、
今後、中小企業経営者と同じセンスが求められる
大企業・公共団体の管理職・幹部候補のみなさまや、
これから起業しようというベンチャーやNPOの経営者予備軍にも
きっと役立つとお分かりいただけるでしょう。

私たちのご紹介記事は恥ずかしいので読み飛ばしていただくとして、
今月の目次を一覧するだけで、読みたくなる記事が
いくつも見つかるのではないでしょうか?


▼9月号の目次です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【特集】

ぬるま湯体質からの脱却を図れ
社員の「意識改革」を進める!


指    針/ 社員の意識を変えるためのトップの役割
        トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長 吉越浩一郎

事  例  1/ 3K職場を改善して社員の労働意欲をかき立てる
        南武社長 野村和史

事  例  2/ 自主性を重んじた制度を導入し、改革に成功
        三州製菓社長 斉之平伸一

解    説/ ぬるま湯体質から脱却するには人事の荒療治が必要だ
        S&Gビジネスディレクション社長 吉田史朗
心    理/ 温かな人間関係が「改革」を成功に導く
        立正大学教授 齊藤勇

研    究 /アサヒビールを復活させた樋口廣太郎の意識改革
        平成ニュービジネス研究所所長 皆木和義

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【人物クロ-ズアップ】 異能経営者がゆく!第21回
 久米繊維工業社長 久米信行
 縮小市場でも、踏みとどまって頑張れば
 必ず結果は伴います

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【特別記事】 逆境をバネにする社長学
  手記 ねぎしフードサービス社長 根岸榮治
     ジュンク堂書店社長 工藤恭孝
  解説 ヒューマンエデュケア代表 津村英作

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【特別対談】 波頭亮のNew Wave 第24回
  ゲスト /ムラウチ社長兼CEO 村内伸弘
       リアル店舗で磨いたノウハウを
       インターネット店舗で活かし大手に伍して急成長

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【シリーズ告白】 わが挑戦の記
 業界の“慣習”への怒りから
 己の信念を貫く戦いに身を投じる
 ハッピー社長 橋本英夫

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【レポート】
 「24期連続増益」の秘訣は“変革”と“愚直”!
 花王にみる「次の一手」の経営術<前編>
 ジャーナリスト 高井尚之

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【経営事例】 U35 若き開拓者たち
 “和食に合うワイン”で世界の食文化に挑む
 丹波ワイン社長 黒井 衛

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【経営実務】
 独占禁止法の改正が成立
 カルテル・談合の罰則が強化されます!
 日比谷総合法律事務所・弁護士 加瀬洋一

 中小企業にとっての適正資本金を考える
 甲子園法務総合事務所所長 藤井達弘

 「セールスレップ」のしくみと利用する際の留意点
 ジャーナリスト 川田俊治

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【社長の相談室】
 実務の相談 
 中小企業倒産防止共済の概要を知りたい
 答える人 銀行取引コンサルタント 上田真一

 社会保険のの相談
 米国支店から米国人技術者を呼び寄せたい。
 日本の社会保険に加入させる必要はあるのか
 答える人 社会保険労務士 城所美智子

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【注目企業研究】 第6回
 ユニークで役に立つお笑い商品で
 ヒット連発“IT業界の吉本”を目指す
  ソリッドアライアンス 河原邦博

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【人事・労務・教育】
 いまどきのパート・アルバイトはこんなに使える
 新経営サービス 吉田珠江

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【この人と60分】
 新しい中小企業の会計指針で
 何が変わるか どんなメリットがあるか
 中小企業庁財務課長 平井裕秀

─────────────────────────────────
【オフタイム】
 一度は味わいたい優雅な船旅
 東京海洋大学講師 森隆行

 著者に聞く『脱カリスマ時代のリーダー論』
 一橋大学イノベーション研究センター教授 米倉誠一郎

 ヒューマンウォッチング
 謹厳さと温かい人柄で幾多の企業再建の主役を演じた日高輝
 ジャーナリスト 清丸惠三郎

 経営者のための「金融」心得帖
 ゆっくり着実にお金持ちになる方法
 日本振興銀行社長 木村剛

 乱世に起つ! 第21回
 伊達政宗<後編>
 作家 安部龍太郎

 経営に活かす風水学
 風水研究家 林秀靜

─────────────────────────────────
【連載】
 ●私を支えた言葉
 ●こころに響く禅のことば
 ●新連載 心が元気になる風景「カウアイ島」
 ●古人に学ぶ
 ●社長のための 「今月この株」
 ●味な食人芸
 ●安部譲二の 「これだけは言いたい!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


私が、とても驚き、感激いたしましたのは、
取材をいただいた記者 酒井俊宏さんの「メール道」にかなった
取材申込みメールと取材お礼メールの素晴らしさでした。

ここでは転載を控えますが、あのメールとFAXをいただいて
取材をお受けにならない社長さんはいらっしゃらないのでは
ないでしょうか?

それから、掲載誌を30冊も送っていただいたことにも驚きました。

当然ながら、そこで一緒に写真に写っている社員のみなさんにも
差し上げましたが、大喜びでした。

おそらく、私がここでブログでついPRしてしまっているように、
そこに登場された経営者のみなさんは、経営者会報を
大切な方々に嬉々として配ってしまうのでしょう。

酒井さん、どうもありがとうございました。


 ▼日本実業出版社「経営者会報」
  http://www.njh.co.jp/njs/keikai.htm


久米 信行縁尋奇妙
Tシャツ謹製「久米繊維」三代目
卸売Jentle 小売T-GALAXY.com






Last updated  2005.09.08 08:55:56
2005.04.01
テーマ:地震情報(611)
カテゴリ:濫読道
駅売店に並ぶ夕刊紙の見出しには、
いつも関心を持ってしまうので感心しています。

たとえば、昨日の日刊ゲンダイの見出し

これで思わず買ってしまったのは、
地震恐怖症で地震雲フェチの私だけでしょうか?


7日以内にM6級の地震が関東地方を直撃


よくよく読めば「日本地震予知協会」発表とありました。
日本地震予知協会から情報を得ているWEBサイトとメルマガを
私もひそかに愛読していたので、さっそくチェックしてみました。

本当に警報を発しているなら何か情報がでているはずです。




ところが、特別な表記もなく、昨日チェックした時点では、
管理人さんの日記にもコメントはありませんでした。

しかし、今日の日記には、しっかりその記事に関するTRUE STORYが....


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2005年3月31日(木) 警戒しないより、した方がいい!
─────────────────────────────────
 日本地震予知協会が『7日以内にM6級の地震が関東地方を直撃』と
 予言をされたとのことですが、本当なのでしょうか?
 そりゃ~、いつかは来ると思いますが、
 あまりにも大胆発言なので驚いております。(以上は掲示板からの引用です)

 ある新聞とは日刊ゲンダイのことでしょう。
 詳細は分かりませんが、週刊誌系新聞だけに、
 そんな見出しがつくのは想定内……でもなかったのですが、
 筆者も同じような仕事(記者)をしていたことがあるので、
 思わず苦笑いしてしまいました。

 ただ、佐々木さんをそこらの占い師みたいな「予言者」と
 誤解されても困るので、少し取材の経緯を披瀝しておきます。

 きのう佐々木さんは地震雲について日刊ゲンダイの記者から
 電話取材を受けました。

 関東の大地震の可能性について問われ、佐々木さんは

 「30日からの特異日期間は強い地震が起こる可能性が高く、
  先月茨城南部で起こった震度5くらいの揺れが
  起こっても不思議ではない」

 と答えたそうです。

 これが見出しで上のような衝撃的表現になったわけです。

 (後略:詳しくは雲による地震予知「管理人日記」で)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 堀江氏の騒動を待つまでもなく、ただいま勝手にはじまりつつある
 ブログジャーナリズム?パブリックジャーナリズム?時代には、

 新聞雑誌の記事と、取材を受けた人の日記と、
 それを見ていた聞いていたの日記を見比べるという
 これまでにない新しい楽しみが生まれます。

 それは、時に、黒澤映画の「羅生門」
 すなわち、意見は三者三様、真実は「藪の中」
 ということにもなるでしょう。


 
 この事例で面白いのは....

 実は、管理人さんもジャーナリズムにかかわりのあった人ゆえ、
 記事を怒るでもなく、苦笑い程度で、時に同情しているところ、

 そして、取材を受けた地震雲の権威らしい佐々木さんという方も
 その誇大な書かれ方に、どうやら寛容なところ。

 どうやら、佐々木さんは、マスメディアにも、アカデミズムにも
 さんざん叩かれたりキワモノ扱いされた経験をお持ちのようで、
 既に達観しているご様子なのです。

 すごい!

 佐々木さんに会ってみたいと思いました。


 さて、今週の週刊現代にも地震雲記事が出ていたので
 またも単純な僕は買ってしまいました。

 


 もちろん袋とじも開けたわけですが、
 今週号を買って心からよかったと思ったのは、
 そのグラビア写真のせいではありません。

 男の中の男「北方謙三氏」による人生相談「ソープに行け」

 爆笑!そして後味すっきり!

 かの、やるMANファンで元トラック運転手の歌手
 福山雅治さんを筆頭に、数多くの自信を失った男たちが
 一刀両断にされています。

 あえて、ここではその中身を書きません。

 満員電車の中で、この人生相談を読んで、
 泣き笑いできるぐらいの男の中の男になりたいものです。


 ▼日刊ゲンダイ
  http://gendai.net/

 ▼雲による地震予知
  http://www.interq.or.jp/earth/eqc/
 
 ▼週刊現代
  http://kodansha.cplaza.ne.jp/wgendai/


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Last updated  2005.04.01 17:48:36
2004.12.13
カテゴリ:濫読道
 ラディック鯨井などのペンネームで知られるエコロジー漫画原作者
 菅 伸吉さんが、ガンのため9日の朝、永眠されました。
 
 エコロジーオンラインの上岡 裕さんからのメールで知りました。
 切なさと無念さでいっぱいです。
 
 これからの10年こそ、
 菅さんが原作してきた、そしてこれから原作するマンガが、
 日本にとって、アジアにとって、世界にとって
 ますます大切になるというその時に.....。


 エコロジーオンラインの上岡さんとの出会いは、
 私にとってかけがえのないありがたいご縁なのですが....
 
 その出会いを、決定的に印象づけたのが、
 菅さん原作のマンガ「SEED」でした。

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  SEED 全10巻 ヤングジャンプ・コミックスBJ
 ─────────────────────────────
  ラデック・鯨井, 本庄 敬著
 ───────────────────────────── 
  価 格: ¥530 (税込)
  出版者:集英社  ISBN: 4088754603
 ─────────────────────────────
  発展途上国などの農業開発に携わる森野は、政府開発援助の
  企画を立てるため、ベトナムのバンソップ地方へと向かう。
  しかしその地は、かつて彼が関わった仕事で事故を起こした
  因縁の地だった!?
 ─────────────────────────────
 http://www.eco-online.org/contents/books/index.shtml
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
 菅さんに怒られそうですが、やや乱暴に言うならば、
 地球を植物の力で治そうとするエコロジー版!ブラックジャック
 ...とご紹介したらイメージが湧くでしょうか。
 
 上岡さんは、多くを語らずに、この本を薦めてくださったのですが、
 この知られざる名作の全10巻を読破することで、
 私の視界は急に拓け、価値観も変わっていったのです。
 
 もし、わが子に読ませたいマンガBEST5を挙げろと言われたら、
 
  手塚治虫「火の鳥」 さいとうたかお「ゴルゴ13」
  横山光輝「三国志」 青木雄二「ナニワ金融道」
 
 とあわせて「SEED」を薦めるでしょう。


 ですから、エコロジーオンラインの会で、
 菅さんにはじめてお会いした時は、ひそかに緊張しておりました。
 
 しかし、菅さんは、痩せた体で淡々と好きな酒を飲み、
 終始にこやかに語ってくださるのでした。
 
 心に燃える炎を持ちながらも、環境運動家「らしくない粋な姿」に
 小柄で痩せた体からはうかがい知れない「人としての大きさ」に、
 深く感銘を受けたのでした。

 お会いできたのは、数えるほどでしたが、
 上岡さんのメールを拝読しながら、今もありありとお話しぶりを
 思い出せますのは「なぜ」でしょう。


 別のペンネームなどで、アニメにもなった名作マンガなどを手がけた
 菅さんですから、数多くの人を集めても良さそうなのですが、

 ご本人のご遺志により....

》菅さんらしく香典も供物もいらないということで、
》身内を中心とした葬儀

 になったそうです。

 
 お別れの式に参加した上岡さんのメールには
 こんなご報告がありました。

》昨日参加した告別式は、無宗教で、献花のみを
》行うというシンプルなものでした。
》親類を代表して挨拶をされた菅さんの
》お兄さんが故人が遺した地球環境への思いを
》みなさんもすこしでもくみ取っていただければ
》という挨拶にはグッとくるものがありました。
》そして最後に親類縁者の方に「マジンジラ」が
》配られました。

》告別式で手渡された菅さんのメッセージには
》下記のようなことが書かれています。

》*        *        *
》万葉集貧窮問答歌に次の一首があります。

》『楽しみは 貧しきままに 友よびて
》 酒飲め、物食えと言う時なり』

》私はこの一首を愛する者です。多分、諸君も。
》今日はわずかな時間ですが、
》この歌の通り、本物の琉球泡盛を大いに飲んで下さい。
》それが私の喜びです。
》*        *        *
》(中略)

》本当にイキでやんちゃな菅さんらしい
》旅立ちでした。


 告別式で身内に手渡されたという菅さんの遺作「マジンジラ」...

 この本を読んだのは、夏休みのころで、
 その感動は、縁メールにも書きました。

 

  ▼マジンジラは「大人の夏休み課題図書」「心のビオトープ」
  http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20040809/105222/


 その内容は....

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  環境マンガ「マジンジラ」  EOLキッズ (1)
 ──────────────────────────────
  原作:ラデック鯨井, 作画:つやま あきひこ
 ──────────────────────────────
  価格:¥1,680(税込)
  出版社:ソニー・マガジンズ ; ISBN: 4789722988 ; (2004/07)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  たとえばケニアの草原で
  たとえばアマゾンの大砂漠で
  たとえばニューヨークのダウンタウンで
  地球と命のふしぎに向き合った少年の物語。
 ──────────────────────────────
  この本は、学研「5年の学習」2002年4号~2004年3号に連載された
  内容を加筆・修正してまとめたもので、海外編と国内編の2部構成。

  海外編では、小学4年生の少年が学者のおじいちゃんに連れられて
  世界のさまざまな場所で地球と命の不思議と向き合うことになります。

  そして、国内編では、その少年が小学校のクラスに戻り、仲間と力を
  合わせてビオトープを作り上げるまでを描き出しています。

  基本的には小学校高学年の子供たちに向けた作りになっていますが、
  エコロジー・ビギナーの大人の方が読んでも"面白くてためになる
  "内容で、これまでの常識を破った環境マンガと言えるでしょう。

 http://www.eco-online.org/contents/books/index.shtml
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 実は、先週、この「マジンジラ」をめぐって、
 すこし不思議な体験をいたしました。
 
 菅さんが、まさに天に旅立つ準備をされているころに
 次回のCOMZINE「メール道」の原稿を兼ねて
 今年のお年賀メールをしたためておりました。
 
 そして、今年一番感動した本は何かと考え....
 あまたある感動的な本の数々が頭をめぐりましたが、
 
 どうしても頭から離れないのが「マジンジラ」でした。
 
 そこで「今年の一冊」としてご紹介、リンクしたのです。


 今一度、菅さんのご冥福を心よりお祈りしながら、
 この本をお薦めしたいと思います。
 

  ▼イオル版環境教育サイト『イオルキッズ』
  http://www.eco-online.org/kids/

  ▼老舗NGO環境サイト『エコロジーオンライン』
  http://www.eco-online.org/


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Last updated  2004.12.13 11:30:05
2004.07.08
カテゴリ:濫読道
良寛さんでした。



「天上大風」

多くの人が愛する、良寛さんの「へたうま」の書。

一見、なにやら大いなるメッセージを含んでいるように思えます。
しかし、実は、仲良しの子どもが凧をつくる時に頼まれて書いたそうな。

これ「凧たこ上がれ」の無邪気な気持ちだけだとしたら凄いこと。

「花開く時 蝶来たり。蝶来る時 花開く」ように、

凧と風とが、良寛さんと子供とが、
戯れるともなく戯れる絵が浮かぶのです。





かつて吟じた詩を思い出し、かの「五合庵」を訪ね、
良寛さんの足跡をたどったことがあります。

復元された五合庵は、あまりに小さく、寒々しいのでした。

それでも「ぬす人」が入って「窓の月」以外は持っていく時代。
縁の下から生えてきた竹の子のために穴を開け、席を譲る良寛さん。

国上寺と五合庵の間、かつて弥彦神社があったとされるあたりに、
ちょっと特別な、気持ちのよい場所があります。

おそらく良寛さんも、そこで時を過ごしたでしょう。
その陽だまりのやさしさ、あたたかさを思い出すのです。





そして、良寛70歳と、貞心尼30歳の相聞歌

 「君にかく あい見ることの うれしさも
  まださめやらぬ 夢かとぞおもふ」

 「ゆめの世に かつもどろみて 夢をまた
  かたるも夢よ それがまにまに」

 「向ひいて 千代も八千代も 見てしがな
  空ゆく月の こと問わずとも」

 「心さへ 変らざりせば はふ蔦の
  たえず向かはむ 千代も八千代も」





千冊の一冊目は中谷宇吉郎の「雪」でした。

 「雪は天から送られた手紙である」

言葉なき手紙からはじまって、
言葉なき境地に終った千夜千冊。

7月24日までのどこかで紹介されるという
あと最後の一冊が何なのか....

実は、白紙ではないかとも思うのです。



 ▼ISIS立志編「松岡正剛の千夜千冊」
  http://www.isis.ne.jp/top.html

 ▼楽天日記「松岡正剛の千夜千冊カウントダウン20」
  http://plaza.rakuten.co.jp/isissenya/


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Last updated  2004.07.08 17:20:23
2004.07.06
カテゴリ:濫読道
『千夜千冊』は編集工学研究所の松岡正剛さんが、
2000年からISIS立紙篇に発表してきた
古今東西・諸学諸芸の本をめぐるエッセー。



一日一冊ずつ、毎夜4000字以上もの書き下ろしが
4年半にわたって続いて、7月7日、
ついに千冊に到達して....結願します。

古くからの、メール縁者でしたら、わが縁尋奇妙メールが、
編集工学研究所のISISで発信されていたことをご存知でしょう。

そして、その折り返し点にて、500冊が美しく書き連ねられた
千夜千冊Tシャツが作られたことも....。



足を運ばれたことがある方ならご存知の通り....
赤坂の編集工学研究所は、古今東西の名著、そして難解本の森。

その蔵書の量と質には、ただただ圧倒されます。

理解するかどうかは別として、これをただ読むだけでも、
「普通の人々」の人生、ひとつふつたつ必要です。

それなのに、そこから千冊を選んで、書評を書くという
比叡山の千日回峰を思わせる荒行に挑み、
今まさに達成しようとしているのです。

心から、心から、深い敬意を表します。

そして、最後の一冊が何なのか......期待で胸は高鳴るばかり。



楽天でも、カウントダウンが始まっています。

最後の一冊に驚いたら、感動したら....

そして何より、松岡さんの情報収集と発信に対する
あくなき姿勢に共感、感嘆したら...

ぜひとも、コメントやトラックバックに書き込みましょう!!!


 ▼ISIS立紙編「松岡正剛の千夜千冊」
  http://www.isis.ne.jp/top.html

 ▼楽天日記「松岡正剛の千夜千冊カウントダウン20」
  http://plaza.rakuten.co.jp/isissenya/

 ▼All About Japan「松岡正剛氏の「千夜千冊」T」
  http://allabout.co.jp/fashion/tshirt/closeup/CU20020412/


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Last updated  2004.07.08 16:42:35
2004.04.16
カテゴリ:濫読道
1回しかお会いしていないのに、心はひとつのメール縁者、
高木 伸泰さんとお父様との2ショット写真を、
愛読誌に発見しました。



そう言えば、高木さんが家業を継いで故郷から発信している
素敵なメルマガ「足助(ASUKE)からの便り」にも、
その取材の様子がご紹介されていました。

取材される前から、webで紹介しているというのも
すごいことです!


────────────────────────────────
>> ◆2004.04.01 日経アドバンテージに登場!
>> ────────────────────────────────
>> 前に、「日経アドバンテージの取材」と題して、日経アドバンテー
>> ジ副編集長の大山繁樹さんがタカキ工業(うちの会社)の取材にい
>> らっしゃったことを紹介しました。
>>
>> ○日経アドバンテージの取材
>> http://asuke.air-nifty.com/blog/2004/03/post_5.html
>>
>> ○日経アドバンテージ
>> http://nad.nikkeibp.co.jp/
>>
>> ○タカキ工業HP
>> http://www.takaki-jp.com/
>>
>> その取材記事が掲載されている、日経アドバンテージ4月号が届き
>> ましたよ!
>>
>> 「経営者・IT責任者1000人に聞く「情報化の悩み」調査」と
>> いう特集記事のなかで紹介されていました。
>>
>> 「[我が社のIT活用] タカキ工業 「独自の在庫管理手法に向け
>> て自社開発」」(P55)というタイトルの囲み記事です。
>>
>> 1/3ページほどのスペースにカラー写真(私と父の写真)つきで紹介
>> いただいてます。
>>
>> 内容としては、自動車用「ウィンドウォッシャーホース」の部品在
>> 庫を適正量にコントロールするために、データベースソフト「MS-
>> Access」を使って自分で開発した管理用ソフトを活用しているとい
>> うものになっています。
>>
>> やりたいことにそのまま使えそうなパッケージソフトがみつからな
>> いときには、業務内容に合わないのに無理にあわせて使うより、簡
>> 単なところから作ってしまうほうが良いかもというような趣旨の記
>> 事です。
>>
>> 好意的な紹介記事となっているのが嬉しいです。ありがとうござい
>> ました!
>>
>> 家族や社員に見せたところ、「なんか難しそうで、凄いことやって
>> いるみたいに見えるね。かっこいいねぇ。」というようなコメント
>> が出ていましたよ。
>>
>> また、編集後記のページには「「名古屋からさらに1時間」...
>> といった遠方の取材も多く、...」とありました。みんなで「あ、
>> これ、うちのことじゃない?」と騒いでました。
>>
>> 特集記事全般を読むと、やはりIT化に関して、システムのサポー
>> トやソフト開発、保守コストがネックとなっているようですし、
>> パッケージソフトだと使えるものがないという問題を抱えるところ
>> が多いようです。
>>
>> データベースを使った簡単なソフトであっても、自社開発するとい
>> うのは小さな会社では人材の問題もあって敷居が高いというところ
>> が多いかもしれないなと感じます。
>>
>> そういう場合にはどういう方法が良いのだろうかと考えてみたりす
>> るのですが、今のところ良いアイデアは思いついかないですね...
>>
>> +α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α+α
>>
>> 早速、大山さんには「記事掲載ありがとうございます!」と感謝の
>> メールを送らせていただきました。
>>
>> そしたら、「こちらこそ、お世話になりました。ありがとうござい
>> ました。」と返信くださいましたよ。メールだとこういうやりとり
>> も気軽にできますね。
>>
>> 日経アドバンテージ4月号も、私宛と、父宛にそれぞれ送ってく
>> ださいました。ほんと、いろいろとありがとうございました!
>>
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> ●○●    ■□■ 足助(ASUKE)からの便り ■□■
>> ○●  『Key's Island』:http://homepage2.nifty.com/takaki_n/
>> ●     編集:高木伸泰  E-mail:MXE01617@nifty.ne.jp
>> ────────────────────────────────
>> 感想はこちらへ→http://hpcgi2.nifty.com/takaki_n/cb/c_note.cgi
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>  Copyright(C) 2004 N.Takaki (友人、知人への転送はフリーです。)



これからは、取材をしていただいたら、ご自身のメルマガや日記で、
お礼をするのが、新しい「作法」かもしれません。

なんだか嬉しくて、編集長の上村孝樹さんにも、
cc:でメールしてしまいました。

すると...こんな返信が...

─────────────────────────────────

> くめさん
> 上村さま
>
> こんにちは! タカキ工業の高木です。
>
> -----
> 上村さま はじめまして
> 記事掲載ありがとうございました。
> また、大山さまには交通不便な足助にまで足を運んでいただき、
> 感謝しております。
> -----
>
> > お父様とご一緒に写っているお写真拝見しました!
>
> あ、見てくださったんですね。ありがとうございます!
> おかげさまで、2ショットの写真を掲載していただいちゃいました。
>
> そういえば、くめさんの連載も最終回になってましたね。
> 毎回楽しみにしてたので、ちょっと残念です。
>
> 日経アドバンテージは、くめさんの影響もあって購読をはじめました。
>
> 先日の縁メールでは「21世紀を勝ち抜くIT戦略」が紹介されてい
> ましたね。私も持っていますので、あらためて読み返しました。
>
> > アクセスで自作されたんですね。さすが!
>
> これは、自分たちだけで使えればいいやというような軽い気持ちで
> 作ったものをそのまま使い続けてます。それでも確実に効果があり
> 役立っています。
>
> 私は本職ではC言語ばかりなので、アクセスはこのときはじめて
> 使いました。結構いろんなことが簡単にできて便利だなという
> 印象ですね。
>
> > ぜひ、縁メールでもご紹介させてくださいませ!
>
> ありがとうございます。よろしくお願いします!
>
> 楽しみにしてますね。
>
> では。
>
> ――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 高木伸泰 E-mail:takaki_n@nifty.com
> 有限会社 タカキ工業 専務取締役 TEL:0565-63-2111 FAX:0565-63-2028
> タカキ工業ホームページ:http://www.takaki-jp.com/
> 個人Web[Key's Island] :http://homepage2.nifty.com/takaki_n/
> Blog[思いつくまま-足助から-]:http://asuke.air-nifty.com/blog/
> ――――――――――――――――――――――――――――――――――



これまでは、新聞や雑誌にでて、おしまいだったのですが、
これからは、取材した人も、された人も、それを読んだ人も
それをご縁に、ずーっとネットでつながるような気がします。


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp
http://t-galaxy.com/news/
http://jentle.co.jp/
http://t-galaxy.com/






Last updated  2004.04.16 15:53:53

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