英国民謡好きの戯言

2006/11/19(日)15:08

レビュー#42 MIDWINTER 《THE WATERS OF SWEET SORROW》 72年英国

70年代男女混合グループ(127)

Sanctuary Stone (Saul/Corrick) To Find A Reason (Saul) The Skater (Saul) Scarborough Fair (Child#2) The Oak Tree Grove Dirge Maids And Gentleman The Waters Of Sweet Sorrow (Corrick/Saul) All Things Are Quiet Silent (England) The Two Sisters (Child/Saul) Winter Song Jill Child vo, recorder, autoharp Ken Saul vo, g, dulcimer, banjo Paul Corrick g, recorder, mandolin, vo Mick Burroughes per, jews harp Dick Cadbury b  古楽系フォーク・グループ、ストーン・エンジェルの母体となった3人組。  ジル・チャイルドはジョアン・バートルとはまた違った印象の声で、ジョアンよりも儚げ度、お姫さま度がより強いです。  ケン・ソウルの気取らない素朴な歌声はこの時点で完成しつつあるけど、ポール・コリックがバッキングヴォーカルで加わると田舎くささにますます磨きがかかりますねぇ。リコーダー、マンドリン、ダルシマー等の生の楽器とのアンサンブルも実に心地よいです。  歌唱力、演奏力とも素人が聴いたって上手いとは言えないのだけれど、何度も言うように親しみやすさがこの手のグループの最大の魅力の1つなんだから、雰囲気に酔いしれればそれでいいんですよ!  録音は2人のがゲスト参加して計5人で行なわれました。  この1枚のみで解散し、ケン、ポール、ミックの3人は前出のジョアンとデイヴ・ランバート(fiddle)を迎え、ストーン・エンジェルとして再出発することに。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る