英国民謡好きの戯言

2006/11/15(水)18:31

レビュー#105 DAVE SWARBRICK 《SMIDDYBURN》 81年英国

80年代男性ソロ(38)

Wat Ye Wha I Met On The Screen/The Ribbons Of The Redheaded Girl/Ril Gan Ainm Sir Charles Coote/Smiths I Have A Wife Of My Own/Lady Mary Haye’s Scotch Measure Wishing/The Victors’ Return The Gravel Walk When The Battle Is Over Sword Dance/The Young Black Crow Sean O’Dwyer Of The Glen/The Hag With The Money/Sleepy Maggie It Suits Me Well (Sandy Denny) Dave Swarbrick violin, mandolin, vo Simon Nicol g Dave Pegg b, mandolin Dave Mattacks ds, per Richard Thompson g, mandocello, mandolin Beryl Marriott p, piano accordion, clavichord John McCormick double-b Bruce Rowland ds  フェアポート・コンヴェンションの核だったりマーティン・カーシーとデュオ作を作っていたり、はたまた数多くのセッション参加などおそらくは英フォーク界でもっとも有名なフィドラー(どうしてもバイオリンじゃなくてフィドルって言ってしまう。ゴメンネ☆)によるソロ。たぶん5作目ぐらい。  ソロとはいってもゲストが弾くピアノのほうが目立っている曲、ベース&ドラムが疾走している曲、マンドリンズな曲と、ただのフィドル作品には収まってないです。  いい意味で純粋なソロ作品になっておらず、楽曲やアレンジもわかりやすい美旋律のものが多いから、えらい聴きやすいです。  各種鍵盤が実にいい味で、ベリル・マリオット女史についてもっと知りたくなってしまったよ。(ちょっと検索してみたら、白髪の上品そうな婦人が出てきた)  フェアポート組が多く参加してますが、1、4、6、8の4曲がそのフェアポートとリチャード・トンプソンを従えての録音となってます。  …しかしそうは言われても、誰と誰と誰が当時フェアポートのメンバーだったのかわかりません。親切な方、やる気なしの私に代わって調査のほうお願いしますね!  ほぼすべてインストで、唯一の歌入り8はサンディ・デニーの作品。3年前に亡くなった彼女に語りかけるように歌うこの曲のオリジナルは、サンディの72年のソロ「サンディ」で聴くことができます(#103でレビュー済)。  私の持ってるのは「フリッティン」(83年)との2イン1なんだけど、こういうふうに2つのジャケをミックスしちゃうのはどうにかならないかなあ。  本来のジャケはこちら

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る