英国民謡好きの戯言

2006/04/05(水)12:12

レビュー#620 CHICKEN SHACK 《100 TON CHICKEN》 69年英国

50&60年代男性グループ(63)

The Road Of Love (C. Carter) Look Ma, I’m Cryin’ (R. Toomba/J. Harris) Evelyn (S. Webb) Reconsider Baby (L. Fulson) Weekend Love (C. Carter) Midnight Hour (C. Brown) Tears In The Wind (S. Webb) Horse And Cart (S. Webb) The Way It Is (S. Webb) Still Worried About My Woman (S. Webb) Anji (D. Graham) Stan Webb vo, g Andy Silvester b Dave Bidwell ds, congas Paul Raymond organ, p  ちょっと反則かもしれないが、ラストでデイヴィ・グレアムの曲をやっているんで出してみました。  英国三大ブルース・バンドの1つ、チキン・シャックの3作目です。  しかしこういう呼称って本人たちは使ってたのかねぇ? メディアやファンが勝手に言ってるだけなのかなあ。  白状しますとジャケ買いです。  バンド名なら耳にしたことあったし、スタン・ウェブやポール・レイモンドの名前も別の場所で見たことがあったから気になる存在ではあったんだけどさ。  右も左もわからない初めてのお店でこのジャケを見せられたら、そりゃあ買わないわけにはいかないじゃないですか!  あまりの短足ぶりが素敵すぎて、笑っちゃって顔とおなかの筋肉が大変でしたよ。  まぁジャケこそアホですが、音のほうは意外にまとも。  ブルースというとアダルトな魅力でリスナーの心を鷲掴み!なイメージがあるんだけど、この人らの場合はさほどアダルトな香りはしてません。  いまいち大人っぽくなりきれてないのはやはり、ジャケでRPGごっこをしちゃってるからなのだろうか。  でも先入観なしで聴けばね、ギターと鍵盤の絡みはクールだし(とくにオルガンがグーです)ウェブの高音気味な歌いっぷりも味があってなかなか。  この手の音楽って、しばし寝かせてからもう一度聴き直したほうが楽しめるなあ。  18歳の時は正直だるくてまっすぐ向き合っては聴けなかったけど、26歳の今はそれなりに楽しめてる。  次の音までの空間は無駄な隙間ではなく、心地よい時間を演出するために必要不可欠な間合いってやつなんだね。8年越しでやっと気付いたよ。  それにしてもウェブってギター上手いね。  道化の格好している場合じゃないわよアンタ。 何かが違うんだよ、何かが… 人気blogランキングへ

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