2006/05/31(水)18:44
レビュー#666 DAVID JONES & BILL SHUTE 《WIDDECOMBE FAIR》 2003年英国&アメリカ
Old Tommy Nobbler
The Old Woman And Her Pig
Molly Malone (James Yorkston)
The Keel Row
Bill’s Fancy
The Fox
An Acre Of Land
The Keeper
Widdecombe Fair
Good Old Colony Days
Where Am I To Go
The Sailor’s Alphabet
Henry Martin
One Man Shall Mow My Meadow
The Herring’s Head
Marching Through Georgia (Henry Clay Work)
The Prickly Bush
The Mermaid
David Jones
vo, concertina
Bill Shute
g, banjo, vo
Jackie Reizes, Eric Garrison, Lisa Null, Maddy DeLeon
vo
ダミア~ン!!
レビューの通し番号が666だったのでつい叫んでしまいましたが、これ、「アメリカの両親が子供に聴かせたいアルバム」に選ばれたっぽいです。
包装ラップにシールで貼られていただけなんで証拠は残ってません。
んでジャケットはアンディ・ウォーホルだったりします。
デイヴィッド・ジョーンズはイギリス出身アメリカ在住の歌手/コンサーティーナ奏者。
ビル・シュートはニューイングランド地方で著名な音楽家の1人で、セサミストリートの録音に参加したこともあるらしいぞ。
2人とも見た感じはそれなりの年齢で、ひょっとしたら孫がいるかも。
お子様向けですよシールの通り、実に平和でほのぼのとした雰囲気です。
歌唱は素朴で温かく、伴奏もこれまたシンプルで複雑なことは何もやってません。
18曲も入っていてトータルタイムは50分いってなくて、1曲あたりの長さが平均して3分に届いてないのも、お子様向けに貢献してるんじゃないかと。
子供って長い曲だと飽きて逃亡しそうだしね。
歌詞の内容を知っているのは13だけなんだけど、これって海賊行為が描かれてるんだよなあ。
平気で「砲弾ぶっ放す」「撃ち殺されました」「悲しいお知らせです」って出てくるし…いいんですかこんな曲まで入れちゃって?
まあ“ヘンリー・マーティン”は滅茶苦茶好きな曲だから別にいいんだけどね!
民謡界はエログロの宝庫だしこのアルバムにもその手の内容の歌が入っていないとは言い切れないけど(英語ダメなんでほかの歌詞不明)、大好きな曲がたっぷり入っているしメロディもほっこりしてて、相当に私好みの音楽です。
ぶっちゃけメロディが第一で歌詞は二の次だしな、個人的には。
主役のおっさんによるシンギングもいいけど、ゲストが入ると和み度さらにアップです。
5と16はインストで、アカペラもいくつか。
16の作者は“大きなのっぽの古時計”で有名だね。
■#655から続いていたデュオ特集はこれでおしまい。
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