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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2007/12/19
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  1. The Drunken Piper ザ・ドランクン・パイパー (A Macleod/Sileas)/The Seagull ザ・シーガル (Donal Macleod)
  2. Margaret’s Waltz マーガレットのワルツ (Pat Shuldham Shaw)/The Dark Island 暗い島 (I McLachlan)
  3. Kate Dalrymple ケイト・ダルリンプル/John MacNeill’s Reel ジョン・マクニールのリール (P Milne/Sileas)
  4. Voices ヴォイセズ (Holly Near)
  5. Leannan a bh’agam ぼくのガールフレンド/‘Sann an Ile サン・アン・イル/The Pinch Of Snuff ザ・ピンチ・オブ・スナフ
  6. The Dusty Windowsill ザ・ダスティー・ウィンドーシル (J Harlan)
  7. Willie’s Fair And Rare いとしのウィリー
  8. Dancing The Baby ダンシング・ザ・ベイビー/Dolina Mackay ドリナー・マッケイ (J Scott)
  9. Mile marbhaisg air a’ ghaol 愛の呪い
  10. Captain O’Kane キャプテン・オケイヌ (T O’Carolan)


Patsy Seddon
gut harp, e-harp, vo
Mary Macmaster
metal harp, e-harp, vo

produced by Freeland Barbour
executive producer Naoki Fujimoto
photo Bernhardt Berlage
art direction & design Hitoshi Watanabe

 2人のハープ奏者、パッツィ・セドンメアリー・マクマスターによる異色のデュオ、シーリスの3作目。
 データによるとこちらの「ハープブレイカー」は89年11月に東京でレコーディングされているみたいです。

 パッツィがガット弦のハープを、メアリーがメタル弦のハープを弾いてるんだけど修行不足の私はどっちがどっちだかわっかりません!
 まあ今のとこはわからなくても日常生活には困っていないし、何度も繰り返し聴いていればそのうちわかるようになってくるだろうと余裕ぶっこいてます。

 そんなちゃらんぽらんな私でも2人の名前なら聞いたことがあって、ちょっと調べてみたらパッツィもメアリーもこれまで3回レビューに登場していることが判明しました。
 そのうち正式メンバーとしてクレジットされているのはプージーズで、ここにはケイト・ラスビーカレン・トゥイードも。
 …なんか、密かに豪華メンバー揃い踏みじゃないっすかプージーズって。

 お2人とも実力派のハーパーさんだから器楽演奏に力を入れているんだけど、歌入りも存在してます。
 4、5の最初の2曲、7、9ではハープに負けないくらい涼やかな歌声が聴こえてくるのだ。
 とくにパッツィの声はかなり綺麗!
 5と9はスコッチ・ガーリックで歌われていて、発音の仕方すらさっぱりわからないこの言葉は神秘的で奇妙で、清楚な歌声とハープをよりいっそう引き立ててるようです。
 9は無伴奏によるウォーキング・ソング。くあーかっこよすぎるぜ!

 また17世紀後半から18世紀前半に生きた盲目ハーパー、ターロック・オキャロラン(彼はアイルランド人ですが)の作品も最後に登場。
 この曲、ひょっとしたら耳にするのは初めてかも。
 “シーベグ・シーモア”“エリナー・プランケット”なんかは何度も聴いてるんだけどね。
 “シーベグ”なんて先日のコンサートでも聴いてきたばっかだ。

 あまりなじみのない曲が多数を占めていて、しかも基本はハープだけしか登場しない。
 ある意味専門的なアルバムなのに退屈に思わないのは、2台の異なるハープのアンサンブルとたまに登場する爽やかかつ上品な歌声に秘密が隠されているのかもしれないね。


 パッツィ・セドン公式サイト



雪雪雪雪雪雪

<今日の私>

ぐっと寒くなってきました。
私の住む西多摩地方は冷え込みが厳しく、東京都いえど最低気温はすでにマイナスです。
年食ってきたらめっきり寒さに弱くなっちゃったけど、
一番寒い朝の気温を体感しておけば日中は問題なく過ごせるね!



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Last updated  2007/12/19 07:22:05 PM
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