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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2009/02/05
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ハンバートハンバート・アメリカの恋人

  1. アメリカの恋人(佐藤良成)
  2. おもいで(佐野遊穂/佐藤良成)
  3. 雨傘(佐藤良成)
  4. 春になったら(佐藤良成)
  5. 笹舟(佐藤良成)
  6. 午睡(ひるね)(佐野遊穂/佐藤良成)
  7. 足跡のつづき(扇谷一穂/佐藤良成)
  8. ひなぎく(佐藤良成)
  9. 海辺の街まで(佐藤良成)
  10. Farewell song(佐藤良成)
  11. Blue moon(Lorenz Hart/Richard Rodgers)
  12. Blowin’ in the wind(Bob Dylan)


佐野遊穂(1976.10.28~)
vo
佐藤良成(1978.10.21~)
vo, g, a-g, harmonica, key, whistle, programming
原マサシ
e-g
佐久間順平
12 string-g, fretless a-g, mandolin, auto harp, finger cymbals, celesta, banjo, high-string-g, violin, backing-vo
笠原直樹
b, fretless-b
黒田勉
wood-b
佐瀬正
wood-b, fretless-b
山下政人
ds
矢島マキ
p
齋藤有太
p, Hammond, e-p
タテヤマユキ
accordion
後藤勇一郎、杉浦清美
violin
深谷由起子
viola
岩永知樹
cello
大槻友哉
alto sax, tenor sax, backing-vo

produced by 佐久間順平(except M-12 produced by 大蔵火呂死)
photographs 亀山野之子
illustrations 植松知祐(P. P. C. inc)
dedicated to アメリカと友人

 98年に結成されたハンバートハンバートの2作目。
 佐野遊穂佐藤良成のコンビはデビュー時から今日までずっと変わらず。

 本作は最後の2曲がカバーになっていて、ラストはボブ・ディランの代表曲兼超有名曲“風に吹かれて”
 ノイジーなエレキギターにのせて良成さん(だけ)が歌っていて、エフェクトをかけているかのようなちょいと汚いファズ気味ボーカルは本作の中では…というよりハンバートの楽曲としては異質かも。

 彼はわりとぶっきらぼうな歌い方をする人で、それは“足跡のつづき”を聴けばよくわかるんじゃないかと。
 どうやらカントリーとかブルーグラスとかアメリカの土臭い音楽に強い影響を受けているらしく、そうかだからこうなのだろうなあ、と単純な私は思ってしまうのです。

 一方の遊穂さんは20歳頃まで音楽とは無縁の生活を送っていたのが信じられない歌声の持ち主。
 柔らかく澄みきっていて、少女のように可憐に、あるいは場末のバーの歌手のように力強い。
 決して地声張り上げ系ではなく、高音部もナチュラルに発声しているからシンガロング度が高いんだよ。
 そんな彼女の本作の中での最大の仕事は“ひなぎく”なんじゃないかな。
 この悠々堂々とした歌いっぷりにはいつも聴き惚れちゃう。もちろん楽曲のクオリティも高い!

 ほぼすべての楽曲を良成さんが手がけているんだけど、これだけ様々な佳曲を書ける人が無名というのは非常にもどかしいわ。
 まあ有名になったらなったで素直に喜べない自分が想像できるのだけど。
 たとえば1、8、9、10といったあたりを聴けば彼のソングライティング力がどれほどのものかわかると思います。

 歌詞は表面上の恋の歌にとどまらず実は深い意味が隠されているようなものが多いかな。
 私は聴いててこっぱずかしくなるようなラブソングは苦手だから歌詞がダイレクトに頭に入ってくる日本語の歌はあまり手を出せないのだけど、ハンバートはその類の心配はあまりしなくていい。
 メロディが好みでなおかつアイリッシュを主にトラッドもやっているというのが一番大きいけど、歌詞が奥深いのも好きになった理由の上位に来るよ。


 公式サイト:http://www.humberthumbert.net/

 来月28日はソウル・フラワー・ユニオンのライブにゲスト参加だ。
 ソウルフラワーも結構好きだしこれは行かなければ。



Humbert Humbert ハンバートハンバート / アメリカの友人 【CD】

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Last updated  2010/03/07 12:51:13 PM
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