2010/08/28(土)11:17
#1106 FARAWAY FOLK 《SEASONAL MAN》 75年英国
★右側フリーページのアルファベットは索引になっています★
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Seasonal Man (Morris)
The Yule Log (Morris/Turk/Turk/Smith)
Coming Back to Brixham (Morris)
Patterned Moon (Turk)
Summer’s End (Turk)
Crow on A Cradle (S. Carter)
Sparrow
Portland Town
Cherry Tree Carol
Bonny Black Hair
Adrian Morris
Bryony Smith
John Turk
Shirley Turk
producer Tony Waldron
arrangements & additional instrumentation Tony Waldron & Faraway Folk
sleeve design E. W. Usher, D. A. (Manc.)
Painting John Turk
どうも! お久しぶりです。
無駄な前置きは省いてファラウェイ・フォークです。
こちらの4作目「シーズナル・マン」はわりと最近購入、一発目から「…何これ何これ!?」とあまりの良さに興奮しました。
聖典には当たり前のように記載されているけど、知名度は高くはないし日本盤や紙ジャケ化の噂も聞いたことがないしね。
ジョン・タークとシャーリー・タークの夫婦が1950年代に歌い始めたことに端を発し、色々あって(ごめんお得意の割愛です)1974年の3作目発表時にはターク夫妻+エイドリアン・モリス、ブライオニー・スミスの4人に落ち着いていました。
なんでもブライオニーは本作発表時点で18歳だったとか。
私の所有しているヒューゴ・モンテス盤はメンバー名も使用楽器も無記載、記述した4人の名前はネットから拾ってきたもの。
男女2人ずつで髭率50パーセントです。
少なくとも男声、女声(2種)、生ギター、ぎゃーぎゃータイプじゃない電気ギター、リコーダー、ベースは確認できました。
レギュラー使用ではないけどドラムも入ってる。マンドリンも使ってるかな。
全10曲中自分たちの手によるものがA面の5曲、“ロード・オブ・ザ・ダンス”で有名なシドニー・カーター作品のカバー、そしてトラディショナル曲が4つ。
B面5曲は確信犯的な涙腺刺激ソングが続きますが、このアルバム総じて短調です。実際には長調だとしてもマイナー臭を発散させまくってるんですよ。冒頭のタイトル曲から早くも、つい物憂げな表情になってしまいそうだもの。
スティーライ・スパンのそれにも似た、スコーンと抜けるようなギターが印象的な“カミング・バック・トゥ・ブリクサム”なんてまさにそう。
日常的に日傘を差していそうなお嬢様風&野球部のマネージャー風の個性が全く違う女子ヴォーカルも良いしね。
メロディラインは全然わざとらしくなくて、「…うん…いいなあ…良いなあ」とほっこりするんだ。
あ、ブリクサムって彼らのホームグラウンドみたいよ。
歌唱力は期待通り高くはないです。
しかしこの世界ではそれがたまらん魅力になることが多いわけで。
カラオケ結構うまいよねレベルの男声にしても、最高音部がふらつき気味の女声にしても…
この魅力を理解してもらうには実際に聴いてもらうのが一番早いね。
いつの間にか一緒に歌っている自分がいます。
リピート率、シンガロング度ともに高し。
《食べ過ぎて腹が出ると腰に負担がかかる》
昨日の夜に実感しました。妊娠したらこんな感じなのだろうか。
「メレンゲの気持ち」を見たら四里ばかり離れた店に買い物行ってくるわ。
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