2011/01/15(土)14:50
#1139 DROPKICK MURPHYS 《DO OR DIE》 97年アメリカ
Cadence To Arms
Do or Die (McClogan/Barton)
Get Up (Casey/McColgan/Barton)
Never Alone (Casey/Barton)
Caught In A Jar (McColgan/Barton)
Memories Remain (Casey/Kelly)
Road Of The Righteous (Intro and Verse 1) (McColgan/Barton)
Far Away Coast (McColgan/Casey/Barton)
Fightstarter Karaoke (Casey/Barton)
Barroom Hero (Casey)
3rd Man In (Casey/Barton)
Tenant Eney #1 (McColgan/Dropkick Murphys)
Finnegan’s Wake (Ireland)
Noble (Dedicated to the memory of Rob Noble (McColgan/Dropkick Murphys)
Boys On The Docks (Murphys’ Pub Version) (Casey/Barton) Dedicated to the memory of John Kelly
Skinhead On The M. B. T. A. Trad (J Stainer/B Hawes) Murphys’ Version (Casey/Barton)
Mike McColgan
vo
Rick Barton
g, vo
Ken Casey
b, vo
Matt “Tough Sticks” Kelly
ds
Joe Delaney
bagpipes
John Allen
tin whistle, vo
The Scally Cap Choir
background-vo
produced by Lars “Tiger” O’Frederiksen
layout by W Gay, G Stahl, R Randall & The Wix
ドロップキック・マーフィーズのスタジオ盤。
フルレングスのものが世に出るのはこれが初めて。
バグパイプが高らかに鳴り響く1はスコットランドの超定番トラッド“スコットランド・ザ・ブレイヴ”ですな。
このメロディは本当、ちょっと意識していればそこかしこから流れ込んできます。
ここ日本ではアイリッシュ・パンクだとかラスティック・ストンプだとかの代表格扱いをされていて、大型店ではそういう一画ができていることも多いんですよね。
ならばさぞかしアイルランド民謡が登場しまくりなのかと思いきや、13で“フィネガンズ・ウェイク”をやっているのみ。
あとは1が先述のスコットランド民謡で、大方の曲は自作となっています。
ゲストが演奏しているパイプやティンホイッスルは一部にしか登場していないし、メンバーたちの楽器編成は歌・ギター・ベース・ドラムとごくごく普通のパンクバンドだしねえ。
奏者も聴衆もごついタトゥーは鉄板・終演後は脱水症状を防ぐために水分補給を忘れずにというタイプの音楽です。
hey!の連呼やoi!攻撃が実にエネルギッシュだなあ。
自然とヘドバンしてしまう高速チューンが続きますが、5曲目あたりで疲れてしまいました。鞭打ちになったら困るしおとなしく聴こう…でもこの手の音楽を静止状態で聴くのってある意味苦行だよなあ…と悩んでしまった三十路の私。
本作以降もコンスタントにリリース。
2011年1月現在の最新作は「ライブ・オン・ランズダウン」(2010年3月発売のライブ盤)となっています。
スタジオ盤は3年半前に出したのが一番新しいやつだから、今年か来年あたり出してくれるかも。
http://www.dropkickmurphys.com/
2010年の演奏風景
すんごい楽しそうです。