カテゴリ:2000年代男女混合グループ
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1-7, 9, 11-15: King/Hutt/Casey/Schwindt/Hensley/Maxwell/Regan/Schmidt
ダブリン出身でかつてはハードな調べのバンドに在籍していたデイヴ・キング率いるフロッギング・モリーの3作目。 1曲目から快調に飛ばしています。 この狂おしいまでの縦ノリ加減…こうしてスタジオ盤を自宅に引きこもって聴いているだけでも飛び跳ねたくてたまらなくなってくるんだから、軽く飲みながら聴く生演奏はもっと楽しいんだろうなあ。 2004年から毎年来日してくれているというのにライブは一度も参戦したことがないなんて、私ってばどうかしてるよ。 楽しすぎな疾走チューンがある一方で切なげに歌いあげるスローチューンも。 これがまたわずかにハスキーな声質が魅力5割増しで良いんだよな。 有名アイルランド民謡のタイトルが歌詞に登場する3ではルシンダ・ウィリアムズとデュエット。 彼女のことは名前をどこかで聞いたことがあるかな?程度の知識しか持ち合わせていないんだけど、飾りっ気のない歌唱はとても心地いい。 デイヴの声質やバンドの演奏ともとてもよくマッチしていると思うな。 ルシンダはじめ大勢のゲストを招いているけれど、楽曲のタイプが何でもありになっているというわけではありません。 エレキギターとドラムが目立っているなあとまずは思ったのだけど、それと同時にピンポイントで挿入される郷愁が実に素敵なのです。 若者用語で言うと「マジでパネェ」ってやつです。 今回もすべて自作曲ですが、根底にアイルランド民謡が流れているのは相変わらず。 40秒のアカペラ8はダブリナーズのロニー・ドリューあたりがほろ酔い気分で歌っていても違和感ないわね。 節度ある陽気さは間違いなく本物! これだけノリが良くて楽しい楽曲満載なのにバカっぽくないんだよね。 それはあちらこちらに登場する郷愁感によるものなのか、それともハードロッキンしていた長髪時代の面影がほとんど残っていないデイヴを筆頭に知性漂うルックスのメンバーだらけだからなのか…。 それを確かめるためにも今年5月に発売予定の最新作は絶対に入手しなきゃ。 可能ならライブにも足を運ばなきゃ。 http://www.floggingmolly.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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