英国民謡好きの戯言

2011/06/26(日)13:12

#1233 ALISON O’DONNELL 《HEY HEY HIPPY WITCH》 2009年アイルランド

2000年代女性ソロ(33)

Harbour Boy (A. O’Donnell/G. Lockett) No Meek Chrism (A. O’Donnell/K. Scott) The Plant & The Page (A. O’Donnell/S.P. Collins) Come Unto Me (A. O’Donnell/D. Colohan) Fires Down Under (A. O’Donnell/R. Moult) Song Of The Gael (A. O’Donnell) The Gay Balladeer (A. O’Donnell) March Of The Strawberry Blondes (A. O’Donnell/S.P. Collins) (For my sister Sara, the redhead in the family) Pointed Thinking Cap (A. O’Donnell/M. Tyack) The Flight Of The Vallant Earls (A. O’Donnell) Sparking The Flame (A. O’Donnell) Dated But Still Lovely (A. O’Donnell) To The Brow Of The Hill (And Back) (A. O’Donnell) Alison O’Donnell vo, tanbourine, melodica, autoharp, finger cymbals, bell stick, conspiratorial whisper, triangle, bodhran, per,handclaps Dave Colohan vo, mandocello, banjo, saz Head South by Weaving (GL) a-g, e-g, b, e-bow Steven Collins a-g, e-g, b, shaker, glockenspiel, bell stick, handclaps, key, shruti box, e-tambura Gavin Prior a-g, e-g, amplified-per, plucked-p, programming, oscillations Michael Tyack g, b, cello, backing-vo Jason Steel a-g Jimmy Faulkner e-g John Ryan fiddle Jonny Tennant bouzouki, bodhran, b, per, cello, key, handclaps, backing-vo Frank Boylan b Anthony Read, Martin McIver ds Emily Aoibheann ds, conspiratorial whisper Al Cowan ds, djembe Colm Hassett tabla Richard Moult p Kevin Scott p, string arrangement Isabel Ni Chuirean key, p, organ, per, handclaps Nancy Wallace recorder Will Summers crumhorn Nora Geraghty tin whistle Anna Bond violin Kristjanna Oleson viola Jonathan Bauch cello Margaret Ayre cello, harmonium Dara O’Brien sitar production by Geoffrey & Alison artwork Dominic Cooper This album dedicated to my dear and loyal friend Jenni McLean (1950-2009).  なんかごめんね。ゲスト多すぎて大変なことになってるよね。レイアウト能力が低すぎるもんで見やすい画面にできなくてごめんね。  アリソン・オドネルはウィリアムズ姓だったその昔、メロウ・キャンドルのメンバーとして活躍していたことは皆さんご存じの通り。  その後は旦那と一緒にフリバーティギベットを組んだり、今世紀初頭にはベルギーでEishtlinn(読めん)なるグループの一員となっていたりとメロキャンでヴォーカルを分け合っていたクローダー・シモンズよりも聴く機会は多いように思います。  瑞々しいシンギングが大人気だったアリソンも今や五十路オーバー、あの時の歌声はキープできているのかな…と一瞬不安になったことは否定はしません。事実加齢とともに喉が衰えていく人は多いしね。  でも本作は大丈夫みたい。さすがに娘時代よりかは高音部のハリは後退しているけど、声質はほとんど変化ないよ。  基本はアリソンがピンで歌っていますが、4のデイヴ・コロハンとのデュエットは絶品! お2人とも憂いを帯びた歌声で素晴らしいね。  そして多重声にして独りデュエットを構築している6も良い。これはもうメロキャンを思い出さずにはいられない曲だわ。  伴奏を極力抑えた10はトラッド臭しまくり! これも好きだな~。  メロキャン似と言えば12も。まさか未発表音源か!?と錯覚しそうになるほど雰囲気があのまんま。  続くラスト13ではそのメロキャンにいたフランク・ボイランがベースを弾いています。  下手すればアリソンの声が聴けただけで満足しちゃいそうだけどサウンドも◎でした。まずメロディが美しいんだよね。  ぐいぐい系という意味での力強さはほとんど感じないけど、かといって電子鍵盤楽器やプログラミングを過剰に導入することもなく。  無理にアナログ感を出そうとか21世紀のテクノロジーを取り込みまくろうとかそういう空回りはしてないんだ。  癒し系(もしくはヒーリング系)になっちゃったねとがっかりするパターンとは無縁、アリソンの過去の作品群(聴いたのは5枚ぽっちだけどさ)と聴き比べても何の遜色もなかったです。   http://www.alisonodonnell.com/

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