カテゴリ:70年代女性ソロ
Bonnie Dobson(1940.11.13-) produced by Kevin Daly recorded by Iain Churches トロント出身のボニー・ドブソンが72年に出したアルバム。 60年代から活動している人で、本作以前にすでに何枚も出しているようです。 1曲目からペンタングルが歌っていた“レット・ノー・マン・スティール・ユア・タイム”の同曲異タイトルでテンション上がっちまったのですが、男性コーラスを従えて楽しく歌う“アルプス一万尺”と同じメロディを持った5、大昔にケベックで習ったという7、フィドルとバンジョーが軽やかな9の3曲を聴いたらさらにハイテンションに。 もうかわいすぎる。7なんて初めて聴いた時はあまりのかわいさに萌え死にするかと思いましたからね! かわいさで言えば3も負けてないけどね! 1とか8、12のようなゆったりめの曲もじっくり聴けて好きだけど、5、7、9みたいにアップテンポでなおかつ愛くるしい曲はさらに好きだわ。 ボニーは親しみやすい綺麗な声の持ち主です。 ジョーン・バエズに似ていないこともないけれど、ジョーンよりも場馴れしている感じはありますね。でも不必要に玄人臭は出しておらず、知り合いのお姉さんが歌ってるような印象です。 伴奏はギターがメイン。たまに上述のフィドルとバンジョーのほか、ホイッスルやマンドリンらしき音も加わってます。 全体的に軽やかでキュート、毒気がまったくないので小学校低学年(というよりその保護者や教師)が好みそうな気がするなあ。 カバーしているゴードン・ライトフットとイアン・タイソンはボニーと同じカナダ人。 タイソンはイアン&シルヴィア名義のアルバムを何枚かレビュー済みだし、ライトフットは演奏家としての登場はまだだけど様々な人にカバーされてます。個人的にはフォザリンゲイがやった“ザ・ウェイ・アイ・フィール”が印象に残ってるね。 前回紹介したコリン・ウィルキー&シャーリー・ハート・ウィズ・ジョン・ピアースと2曲かぶっていますが、ボニーのバージョンのほうが聴く回数は多いかな。 2006年にリマスターCD化されてるから入手はしやすいかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/11/14 07:04:34 PM
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