おばさんが作った死語ブログ。人生いろいろに語ります。

2003/04/09(水)15:10

化粧。

 ♪化粧なんてどぉでもいいと思ってたけれど…♪ と、唄い始めるのは中島みゆきであったが、果たしてどぉでもいいのだろうか。 今日は入園式。お陰さまでおばさんの長男も入園を果たしました。言葉の遅れもなんとかこの日までには間に合い、自分の意志をちゃんと伝えられるようになりました。嬉しいな。楽しいな。 おばさんは久しぶりに着物を着て、新入園児の長男と「もう保育園飽きたよ」とつぶやく在園児の長女を愛車に乗せ、園に向かいます。 おばさんはチーママの時期なぞ、ほんの2年足らずの住み込み生活でしたが、着物を着るとその頃の「粋な」気分が蘇ってなんとなく浮き足立って来るのです。配偶者は冷めた目で「着物着て二人の子供連れて、しかも車の運転もするの?おまけにカメラマンもやるの?やめときなよ、恥ずかしい。」とおっしゃるが、仕事を理由に子供の晴れ姿さえ見に来ない父親こそ恥ずかしいのだぞ。男は外に出りゃ七人の敵がいるというが、今日という日の数時間さえ仕事に費やす程会社はあなたを必要としているのかい?…とゴタクを並べるおばさんはヤッパリ今日はテンションが高いらしい…まぁ、いいや。父親不在なんかおばさんは、子供の頃から慣れている。ふん。 だけど、やっぱ、着物はいいなぁ。足取りも自然と不思議と内股になって、これで片手に三味線持ってたら、そのままお座敷にでれるかしらん。…などとあの頃言ったものなら、あの頃の姉さん方に「10年、いや、30年早いわよ」と叱られそう。 少し本題がそれたのだが、化粧、である。 仲良くして頂いている母親仲間の輪の中に入る。みな綺麗にしている。服でも着物でもやはりきちんとすればみな綺麗な女なのだ。そして綺麗な理由はやっぱり化粧をしている事も理由にあげられる。ファンデーションしかりアイシャドウしかり。 そしてここで面白い会話が繰り広げられる。  「朝、ダンナがまじまじ顔を見て言うのよ。『おい、おまえ、顔になんか付いとるぞ』ってさ。あたし、ごはん粒でもついてんのかと思って鏡見たけど何にもない。よくよく聞いてみるとファンデーション付けたから、ダンナが変に思ったらしいのよ。」 「ふぇ~、バカニシテルゥ。だけど、あたしゃ、ファンデーション持ってないからっさ、実家のおかぁに借りてきちゃったよ。わざわざ買うのもったいないし。」 「うひゃひゃひゃ、そりゃ面白いわぁ。あたしなんか鏡台から独身の頃の化粧道具引っ張り出して並べたのはいいけど、どんな順番で化粧すんだったか忘れちゃって自分の顔に『ぬり絵』してるようなもんだったよ。」 「そうそう、イマドキの化粧の仕方と違うからねぇ、化粧の仕方で年代ばれちゃうもんねぇ。」 「うちなんかさぁ、化粧したあとに朝食食べてたら、子供が『おかあさん、お顔に付いてるお粉、お味噌汁に落ちない?』なんて心配そうに聞いて来るんだもん…ちょっと厚くしすぎたかしら。」 「そうそう、化粧してさぁ出掛けるぞ!って思った途端、子供が『おかぁさん、今日はどこに行くの?この家から出てっちゃうの?パパの事嫌いになったの?』って泣きながら聞いてくるのよぉ。アンタの入園式に行くんだぞ、ってさぁ、笑っちゃうよ。」  これは、実際の所、二人、三人、いや、それ以上の子供を持つ母親にありがちな会話です。 母は強し、と申します。化粧はどぉでもいいと思っているわけじゃないんだけれど、子育てに必死であればあるほど、忘れているのでしょう。そしていつかきっと思い出す時期が必ずあるのです。女なんだもの。

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