「マリー・アントワネット」5月29日 ソワレ PART3
はい、PART3です。PART1&2はこちらを「マリー・アントワネット」5月29日 ソワレ PART1「マリー・アントワネット」5月29日 ソワレ PART2「イリュージョン」は最初聞いた時は「何でここに?」って思いました。「反逆罪でついにかけられたギロチン」の後の歌い出し好きだったし(笑)でも今は結構しっくりきてます。元々はカリオストロの実験のため(?)に始めた一連の出来事だったのに暴走されちゃって…彼にとっては「人間は愚かだ!」みたいな感じなんだろうね。後の繋がれ親子も何となく自分の中ですっきりしたし。フェルがマリーに会いに来た所は熱烈キスに戸惑いました(笑)ここは私の勝手な解釈だけど、マリーのためっていうよりフェルのためにマルは会わせてるんじゃないかなと。ここのフェルはね、「子供たちもいるし会えただけでよしとしよう」って風に耐えようとしてるんですよ。でもマリーの顔を見たらやっぱり耐えられなくなって、マントをもどかしそうに投げて抱きしめに行くんですね。ここ、キスをひたすら続けるのではなく、途中でくちびる離して顔を見て抱きしめてキスっていうのを繰り返してるじゃないですかこのキスのしかたがね…泣けるんだよで子供たちね。シャルルは恐らく何にも気付いてないと思うけど、テレーズは多分2人の関係に気付いてるんですよね。心配そうにマルの顔覗いてるし。テレーズはマリーがすごく憔悴してるのを知ってるわけで、だから「せめて最期に心から愛する人との逢瀬を…」って願ってると思ってるんじゃないかなぁ。でも「自分たちを置いて逃げたらどうしよう」っていう不安もあるからマルの顔を心配そうに見るのではないかと。フェルが出ていく時に子供たちの前で足を止めるのは色んな意味がありそう。芳雄フェルはマリーを見てたんだっけ?忘れてしまったよ(^^ゞここってフェルの表情が見えないんだよ。私、下手ばっかりだったから。勝手な解釈で書かせて頂きます。マリーと会える手筈を整えてくれたマルへの感謝もあるでしょ。そして2人の時間をくれた子供たちへの感謝も。で、一番大きいのが子供たちへの思いだと思う。しかーし!なんて表現すればいいのか…当然だけど脱走を断った直接の原因になった子供たちへの恨みはないと思う。代わりにマリーの死まで一番一緒にいるから、「マリーの生き様をしっかり見ていて欲しい」っていう気持ちと、「マリーの子供たちへの思いをしっかり受け止めて欲しい」って気持ちと、「マリーの分も生き抜いて欲しい」っていう気持ちが入り交じってるんじゃないかな?シャルルが連れて行かれる所はね、実は私の中で一番の泣きポイント。連れて行かれるのを必死で拒んでマリーに抱き着いてるけど連れて行かれるじゃない。隙を見てママの元へ走るのがね、泣けるんです。しかも思いっきり引っ張って抜けるから転んでママの元に辿り着けないときもあるんだよね。そしてシャルルより泣かせてくれるのがテレーズ!ええ、この日は見えませんでしたとも!小さいながらに党員に「連れて行かないで」って訴えて突き飛ばされるでしょ。無力な自分を責めてると共にママへの心配も感じられますね。「私を殺して」ってマリーが歌うとビクッてなってるよね?でマルに連れられて行くけどそこで振り向いて「ママ」って言うじゃない。あそこが何とも言えず泣けるのです。この日はその前の突き飛ばされてる辺りが全く見えなかったのね。で、ここで振り向いたテレーズの頬を涙が伝ってたんですよ。もうね、自分でも驚くくらいめっちゃ号泣「裁判」も泣きですよ。やっぱり上から民衆に見下ろされてるのは怖いです。だからここはなるべく上を見ないようにしてたりするわけです。エベールがでっちあげるじゃないですか。あそこからが泣ける。マルは「根も葉も無いでっちあげだわ」って訴えるけど裁判官に却下されるでしょ。その後悔しそうにその怒り&悔しさを柵(?)にぶつけるんですよね。「何でそんな目茶苦茶な証言までするのよ!」みたいな感じで。このマルの気持ちがすごい伝わってくるんですよ。でマリーの歌があってマル爆発!ここもね、マルを押さえてる警備員(違うか(^^ゞ)が大変そう。この日は頑張ったんじゃないかな?珍しく玲奈マルが引きずられてた(笑)ここはマルに同調してます。「みんな汚すぎるよ!」って怒りも感じるし、無力さも感じます。「処刑」ね…ここ、マリーが倒された後のマルの反応変わった?前は瞬時に駆け付けてたけど今は呆然として無意識に駆け寄ってる感じがした。どっちがいいと聞かれると困るけど(x_x)手を取った後何か言いたげなんだよね。しかもこの日は手にキスでもしそうな雰囲気でした。マリーの髪が無造作に切られてるの見てあまりの衝撃で座り込んじゃう所も涙々…ここからマリーの処刑までっていうか「自由」の途中までは背中で演技でしょ。ギロチンの刃が落ちてくる所で私はこう感じてるんです。「私が求めてた革命はこんなことじゃない。できることなら目を背けたい。でも私は王妃の最期の時間を一緒に過ごして来た。王妃の思いもある程度は理解できてるはず。そんな私だからこそ王妃の最期の瞬間をしっかり見届けなければ!」ってマルは思ってじっと王妃の処刑を見てるんじゃないかなぁと。あくまでも私見ですけど。そして実際に王妃の処刑を目の当たりにしてあの「自由」の歌詞に繋がるんじゃないかなぁ。だからあそこで流れてるマルの涙は悲しみの涙ではないと思うんです。「こんなはずじゃなかった」っていう悔し涙が大きいと思う。というわけで私も共に悔し泣き(≧д≦)ここの歌ね、今までで一番よく聞き取れたし、一番熱かった!終わった瞬間ぐったりです。カテコの前でもうバテバテでした(>_<)手叩き過ぎて肩とか肩甲骨とか痛いのなんのって! 長々とお付き合いいただきありがとうございました明日は「お気に召すまま」を更新する予定…