テーマ:社交ダンス(8586)
カテゴリ:映画のはなし
「語りべばあさんになる」のが小さい頃からの私の夢です。ばあさんになる前は何になりたいのか、その辺はあやふやですが、ばあさんになってからは、こんな、夢のあるお話を、みんなに伝えていけたらいいなあと思っています。
今回お勧めする映画は、3mを越える巨人や、狼男のサーカス団長、自分の死に方が写る目を持った魔女、スペクター(幻)という名の美しい街、そして、時が止まるほど素敵な少女との出会い、そんな、わくわくするようなお話が満載の物語です。 鬼才ティム・バートン監督の最高傑作ヒューマン・ファンタジーともいわれるこの映画は、父と子の心の葛藤がベースになっています。いったいどこまでが、本当なのか、息子は、何度も聞かされる父の壮大なホラ話に飽き飽きしています。 しかし、父の病状が悪化し、次第に本当の彼の生き方を知っていく過程で、彼は父を理解していきます。破天荒な物語の中に、沢山の真実があること。 誰からも愛された父のお葬式には、おとぎ話に登場した、信じられないような人たちが大集結します。あとからあとから、巨人も、サーカスの団長も、魔女も、詩人も双子も。 ダニエル・ウォレスの小説「ビッグ・フィッシュ」は、1998年に発行されて全米でベストセラーになった小説です。 ダニエル・ウォレス著「ビッグ・フィッシュ」 「シザーハンズ」で美しいファンタジーを描ききったティム・バートン監督によって映画化され、いま、スターウォーズでジェダイの騎士、オビワンを演じているユアン・マクレガーが、ストーリー・テラーとなっています。 ビッグ・フィッシュフィルムブック 「小さな池の中の,大きな魚になるな。」 それが、父親の口癖でした。彼は死んだのではなく、大きな魚になって、いまもアラバマの川で誰にも釣られること無く、悠然と泳ぎ回っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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