テーマ:社交ダンス(8586)
カテゴリ:映画のはなし
アメリカ東部の田舎町イーストウィックに、3人の仲のいい女性達が住んでしました。アレックス(シェール)は姉御肌の彫刻家、ジェーン(スーザン・サランドン)は内気な音楽家、そしてスーキー(ミシェル・ファイファー)は6人の子持ちの新聞記者です。
彼女達はそれぞれ個性的で美しいのですが、そろいもそろって男運に恵まれません。木曜の夜になるとみんなで集まって、マティーニにおしゃべりの花を咲かせていました。 「どこか遠くの町から、黒い馬に乗った王子が現れないかしら。」 「背が高くて、色の浅黒い人がいいわ。」 「なんでも話せる人がいいわね。」 3人は気付いていませんでしたが、実は不思議な力を持っていました。魔女だったんです。そして、その願いは翌日叶います。 町外れのお城を買った遠い町から来た男、デイル(ジャック・ニコルソン)は、大金持ちでチャーミング。町中の噂になります。 町の聖女フェリシアだけは、彼が悪魔の化身だと察知し警告しますが、耳を貸すものはいませんでした。 セクシーな悪魔にすっかり夢中になった魔女達でしたが、フェリシアの死をきっかけに、罪悪感にさいなまれ、デイルから離れようと試みます。絶対的な力で圧倒するデイル。 そしてついに、魔女達は立ち上がり、悪魔に戦いを挑んでいくのです。 ちょっと大人のセクシー・コメディです。大ナベでろう人形を煮たり、いかにも魔女の風貌に変身していく彼女達は素敵です。出演者がいずれ劣らぬ名優揃いですので、つい話に引き込まれてしまいます。 特に、ジャック・ニコルソンは、寂しがり屋の妖しい悪魔役がとてもはまっていますし、次第に破滅していくフェリシア役のベロニカ・カートライトもその変貌ぶりは迫力があります。 美しい魔女達の登場するホラーじゃない悪魔映画。1987年のジョージ・ミラー監督作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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