社交ダンスA級への道

2006/12/16(土)23:11

アンドレ&カタリーナのレッスン

ワンポイントレッスン(902)

今日は朝から、スロベニアのプロラテン・ファイナリスト、アンドレ・スクフカ&カタリーナ・ベンチュリーニのレッスンでした。 彼らに習うのはこれで4度目です。 会社に行くのと同じような時間に家を出て、指定された教室に行くと、もうすでにレッスンを受けている方々がおられました。 私たちも使っているチャチャのルーチンの一つをレッスンされていて、私たちはストレッチしながら参考にさせてもらいました。何か得した気分。 最初はアンドレにルンバを見てもらいました。 『何が私たちに必要なのか』を教えてもらうために。 アンドレは言葉を選びながら、『intimacy』と言いました。これは親密さみたいな意味です。 少し前にクリクリビーとカリーナの踊りになにか『絆』のようなものを感じるとブログに書きましたが、それは確かに私たちにはない要素でした。 どうしたらそれが表現できるようになるのか。アンドレは振り付けの一つ一つで止めて、もっと速いコンタクト、もっと包み込む、もっとしっかり立つといったアドバイスをしてくれます。 二人が離れた場所から出会った瞬間を彼は『melt』と表現しました。 ガツンとぶつかり合うのではなく、もっとソフトに溶け合えということです。 私たちの動きにはまだ機械的で無駄な動きが多いので、見ていて忙しく感じてしまうのだそうです。 それらを一つ一つ削って磨いて行くという課題を与えてもらった有意義なレッスンでした。 こちら、私とアンドレ。またデジカメ持っていくの忘れました。 次にカタリーナにパソドブレを見てもらいました。 第一ハイライト直前の数小節、二人の動きがバラバラな部分があって前から気になっていたので意見を聞いてみたんです。 パソはマーチのリズムでテキパキ踊るみたいなイメージを持っていたんですが、ルンバと同じで一つのシェープを作った後、ほんの少しずつローテーションを継続するのだそうです。 そして、そのあと、大変なことになってしまいました。 ルーチン大変更です。 確かに、素晴らしく2人がシンクロして表現も納得できるものなんです。 何が問題かって言うと、『明日、試合なんです~~!!!』 カタリーナにそう言うと、「あらそう?がんばってね。」なんてかわいい声で言われちゃって、もうやるしかない雰囲気。 とうとうハイライト前、新しいルーチンが出来上がりました。 こちら、大将とカタリーナ。私とよりず~っとカップルバランスいいなあ。 私たちはこの後、明日の試合に備えてスタンダード、ラテンの全種目を一通り踊っておこうと予定していましたが、全然それどころじゃなくなりました。 だって、突然変わったパソドブレ、音に会わせて踊れないんですもん。 午後中、パソにかかりっきりで何度も何度も練習し、大将は雨に濡れたもみの木みたいに髪からぽたぽた汗をたらしていました。 ほんとはクイックも心配、先週習ったばかりのスローも復習したい、タンゴの新しいルーチンもやらなきゃ、もう全然時間が足りません。 帰って来たときはもう疲れ果てていて、いつもなら「あ、青だ!」って走る信号も、「次でいいよ。」なんてテレテレ歩いてるし。 明日は今年最後の試合、いったいどうなるのでしょう。いろんな意味で心配です。 よかったら遠い空からエールを送っていただければうれしいです。がんばります。

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