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2007/03/30
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テーマ:社交ダンス(9126)
「パソドブレとジャイブが最悪なんです。」

キャロル先生は、うれしそうにこう答えます。

「それじゃ、そのパソがどのくらい素晴らしいか見せてもらうわ。」




パソドブレは闘牛の踊りです。いってみれば死ぬか生きるかの真剣勝負。

男性が闘牛士の役で、女性はケープとか牛とかのサブキャラなので、主に男性に問題があるんじゃないかって勝手に思っていたんです。

ところが踊り終わってまず注意されたのはわたしでした。

「バックバランスになってるわね。」

パソのウォークは他のラテンダンスと違ってヒールリーディングなんですが、どうもわたしの歩き方は足を先に出そうとするあまり、頭が後ろに残ってしまっているようです。

なんか<パソ=反る>みたいなイメージがあったんですけどそれは間違い。

「6番、7番、8番の位置を変えてはダメよ。」

何でしたっけ、その番号?

キャロル1大将とキャロル先生


話を聞いて、そういえば何年か前に聞いたなって思い出したんですが、身体の主要な部分に番号をつけているんです。

6番は喉もと、7番は首の後ろ頭蓋骨の付け根、8番は頭のてっぺんです。

スタンダードではボディのカーブに合わせて頭の位置がかわりますが、パソでは変わらないそうです。

確かにもし本当に死ぬか生きるかの戦いの途中だったら、観客席見てたり天を仰いだりしないですよね。

敵の牛から絶対に目を離さないはずです。

後で確認してみると、まあなんと頭の位置がずれてる箇所の多いこと。




視線が非常に重要だってことも分りました。

同じタイミングで二人の視線が1点に集約される必要があるんです。

「アペルと同時にわたしを見て、そこから視線をはずさないで真っ直ぐ歩いて来なさい。」

先生は大きな瞳を見開いて私達の行く手に立ち、蜘蛛の糸をたぐるように長い爪の指を動かします。

この辺はPPからのタンゴに似てるんですが、ピボットは違いました。




「タンゴじゃないんですから、お互いを見てピボットするのよ。」

ピボットっていうのは二人が組んでクルクル回るルーチンです。

パソでの一番の収穫は、最も基本的な立ち方そして歩き方を正しく修正してもらったことですね。

土台が代われば見栄えも大きく変わるでしょう。次の試合が楽しみになってきました。

(つづく)
















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Last updated  2007/03/30 11:55:06 AM
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