テーマ:社交ダンス(8587)
カテゴリ:映画のはなし
事の起こりは一人の暗殺者の死でした。
ある日、スーパーで買い物してたら謎の美女が現れてこんなこと言われたら、どうします? 『あなたの父親を知ってるわ。昨日殺されたのよ。』 上司にいびられ、銀行に残高も少なく、彼女にも愛想を尽かされたダメダメ人生真っ只なかのウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)。 いきなり知らない男に銃撃され、そこから救い出してくれたのが声をかけてきたフォックス(アンジェリーナ・ジョリー)でした。 しかし連れて行かれた先は、織物工場にカモフラージュされた必殺仕置き人部屋とでもいいましょうか。 後ろから銃を突きつけられ、ピストルを渡されて、親玉風のスローン(モーガン・フリーマン)に飛んでるハエの羽だけを撃てなんてとんでもないことを言われてしまいます。 普通は無理ですよね。 でもウェスリーは選ばれた人だったんです。 ピンチになってアドレナリンが急上昇すると、飛んでるハエが止まって見えるほどのスーパー動体視力と反射神経を発揮します。 落ちてもがいている黒豆のようなハエには、羽がありませんでした。 時代劇でハエの羽を切り落とす侍とか見たような気がするんですが、コミックでいったらゴルゴ13ばりですね。 この並外れた身体能力を持つ人たちの集団は、遠い昔から脈々と続く『神に代わってお仕置き』の暗殺結社だったんですね。 モットーは『一人を殺して1000人を救え』。 映画の最初に殺された暗殺者もスーパーパワーを持っていたんですが、彼がウェスリーの父親で、次にウェスリー自身を狙ってくるからそれに立ち向かえと言われます。父親のかたきとれってことですね。 すぐに特殊訓練が開始されました。 ナイフ、銃、格闘技...。 ボロボロに怪我して回復室に送られる日々が続きます。 そしてついに凄腕の暗殺者となったウェスリーに最初の指令が下りました。 走っている電車の屋根からビルの一室で会議中のある男を撃てというものです。 それからは、超スピーディな『うっそー!』『ありえなーい!』アクションの連続。 彼の敵討ちは思わぬ方向に展開して行きます。 アクション好きにはたまらない映画です。 なんたって、アンジェリーナ・ジョリーがかっこ良すぎ。 あまりに潔くかっこいいエンディングにうめき声が出ますよ。 かなり刺激の強いバイオレンス・シーンばかりですので、そういうのが嫌いな方やお子様にはおすすめできません。 それ以外の健康な大人の方には是非お勧めのアクション映画です。 こちらから予告編がご覧になれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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