2011/05/07(土)01:10
鳴くよ鶯...(最終話)
<ナイルビール>
新緑の美しいこの季節、奈良京都を巡る旅なら皆さんはどこに行ってみたいでしょうか。
私としては名水巡りも城巡りも全く予定外でした。
名水巡りの方は、たまたま伏見に行ってみたら駅でスタンプラリーやってるの見つけたというだけですし、伏見城は大将が行きたそうだったから、桓武天皇陵にいたっては行ってみたらたまたまそこにあったくらいのノリでした。(その割にはタイトルが...)
考えていたのはただ一つ。
『ナイルビールを生で飲みたい!』
大将が京都に出張すると買ってきてくれる地ビールなんですが、これが美味しいんですよ。
瓶で飲んでも美味しいんだから、生だったらどんだけ美味しいんだろうって、もう想像するだけで喉が鳴ってしまいます。
早稲田大学と京都大学、そして黄桜さんが共同開発した特別な地ビールなんですね。
古代エジプト文明の時代から飲まれていたというビールを復元しようという試みから始まったようなんですが、そんなのはまあどうでもよくて、とにかくとっても美味しいんです。
黄桜さんはこれ以外にもいくつか地ビールを造っておられて、それが一気にカッパカントリーでお試し出来ます。
こちらお試しビール6種。
一番奥からホワイトナイルは、古代エジプトと同じエンマー小麦を使用したまろやかなビール。
ブルーナイルは発泡酒なんですけどヒューガルテンのような柑橘系の味がします。あとで調べてみたらユズとコリアンダーが使われているそうです。
そしてルビーナイルはアルコール度数が7%と少し高く、お肉によく合う赤銅色のビール。
手前のケルシュ、アルト、蔵のかほりの3種は、1995年京都で最初に造られた地ビールだそうです。
昨日ご紹介したこの敷地内の湧き水を使用していて、特に蔵のかほりは新潟のこしひかりビールのような米の味がしました。
ここでお試しビールをちょこちょこ飲みながら昼食を食べて一度カッパカントリーをあとにするんですが、このままで終わるはずがありません。
寺田屋や月桂冠を見学したあと再び舞い戻って飲み直しです。
今度は外で季節限定チェリービール。
酸味の利いたさくらんぼの味がします。
大将はここで、柏餅や酒まんじゅうまで食べてました。
カッパカントリーの入り口にはなんと黄桜が植えてありましたよ。
まだ少し花が残ってましたけど、私にはピンクに見えましたが黄色なのかしら?
ナイルビールが飲めるお店はこちらです。
さらにこのあと、新幹線に乗る前にもまたナイルビール買いこんで大将は飲んでました。美味しいですよ。
(おわり)